皆さんは摩擦を知っていますか?摩擦は止まりたいときやものを書くときなど、私たちの生活には欠かせないものです。しかし、ときには摩擦が無い方がいいこともあります。例えば荷物を押し運ぶとき。
もしこの摩擦が小さければ荷物だってトラックだって小指一本で押し運ぶことができます。
僕はそんな摩擦が小さい材料を、ゲルという材料を使って開発しようとしています。力が加わる接触部分にゲルを使おうというイメージです。
ゲルというのはこんにゃくや寒天みたいな柔らかくて湿っているような材料のことを指します。なんとなく「摩擦は低そう」と思ってもらえたのではないでしょうか?
「でもそんなものちょっと力が加わると壊れるから使えなそう」だって?
そんなことはありません。僕たちが使おうとしているゲルはハンマーで叩いても壊れないのです。
みなさんの生活が快適になるようなあっと驚く材料開発をこれからも進めていきます。ぜひ動画を御覧ください。
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この映像は、武藤史弥さん(生命科学院修士1年)が、大学院共通授業科目「大学院生のためのセルフプロモーション2」の履修を通して制作したものです。
武藤さんの所属研究室はこちら
ソフト&ウェットマター研究室 (龔 剣萍 教授)
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g2/