札幌キャンパスの事務局本館前には、佐藤昌介先生の像が建立されています。佐藤昌介先生は、1856(安政3)年に現在の岩手県に生まれ、1876(明治9)年に札幌農学校に第1期生として入学、クラーク博士の下に学びました。卒業後は米国に学び、帰国後の1894(明治27)年に札幌農学校の校長に就き、1918(大正7)年、北海道帝国大学の発足と共に初代総長に就任、その後1930(昭和5)年に退任するまでその重責を果たしました。農学校廃校の危機を何度も乗り越え「北大育ての親」と言われた佐藤先生は、今も北大を見守り続けています。