黒百合会の発足は、なんと104年前。1908年(明治41年)に、東北帝国大学農科大学(現北海道大学)の英語教師だった有島武郎を中心として、美術好きの学生が集まって創設されました。1909年の第1会展以降、毎年展覧会を開催し続けています。歴史あるサークルの、伝統の重みを感じますね。
代表の片山紳司さん(農学部3年)は「今年は100点ほどの作品を展示しています。特に、版画の一種であるシルクスクリーンという手法を使ったカレンダー制作に力を入れました。」
会場は「札幌市民ギャラリー」2階の、第5展示室。本日より11月25日(日)まで開催しています。24日(土)13:00からは、制作者本人が作品の解説をする「合評」が開かれます。去りゆく秋を惜しみつつ、芸術鑑賞に足を運んではいかがでしょう。