少し涼しくなり、人通りも少なくなってきた夜の北大札幌キャンパス。札幌キャンパスの昼の魅力にかんする記事は過去の「いいね!Hokudai」にもたくさん掲載されていますが、夜の魅力について書かれているものは少ないと思います。今回の記事では、夜の札幌キャンパスに焦点を当てて、その魅力を見つけに行きました!
まず、中央ローンに向かってみると、犬を連れた女性に出会いました。いつもこの時間帯に札幌キャンパス構内で犬の散歩をしているそうです。札幌キャンパスの素晴らしい点として、タバコの吸い殻が落ちていないことをあげていました。犬がタバコの吸い殻を誤って口にしてしまう危険がないからです。札幌キャンパスの夜の魅力については、「日中に比べて人が少ないから落ち着きますよね」と言っていました。一押しスポットは、やっぱりここ、中央ローンだそうです。
次にクラーク像のほうへ向かうと、韓国の友人に頼まれてクラーク像を撮影しに来た水野さんに出会いました。幼い頃から札幌キャンパスの近くに住んでおり、北大とは縁が深いそうです。住んでいる家の近くには自然が少なく、緑を満喫するため札幌キャンパスによく足を運ぶそうです。水野さんによれば、「夜の北大の魅力は人も車も少ないことですね」とのこと。そんな魅力が詰まった場所として、北18条門から獣医学部へ続く道を一押しスポットとしてあげてくれました。「街灯も少なくて、うっすらとした様子で、静かな雰囲気がいいんだよね。」
さて、午後8時に近づくと、あたりがどんどん暗くなってきました。3人目は、オリンピックの試合結果を確認するためにセイコーマート前のベンチに座っていたウズベキスタン出身のフルフさん。現在、経済学部の博士課程の学生だそうです。セコマ前のベンチに座るのは初めて。夜のキャンパスの魅力について尋ねると意外な答えが返ってきました。「夜の札幌キャンパスはロマンティックだけど、昼の方が緑が楽しめるでしょ。だからぼくは昼間の方が好きだなぁ。」
今回、複数の方にお話を聞いて、みなさんがさまざまな目的で札幌キャンパスを訪れていることがわかりました。昼間よりも静かな落ち着くことのできる場所として、夜の札幌キャンパスを利用している方が多いようです。夜のキャンパスの魅力について思うところがあればぜひコメントをお願いします!
【福島雅之/CoSTEP本科生/農学院修士1年】