今回の北大人は、化学、タンパク質工学、材料化学をベースとした研究に取り組んでいる小野田晃さん(地球環境科学研究院 教授)です。エンジニアリングされたタンパク質の持つ機能としての面白さは、同時に実用にもつながるもの。それをより安く、簡単に使える技術を開発し、社会実装を目指しています。
お爺さんの歯ブラシ工場、タンパク質や生命の美しさとの出会い、アメリカ&ドイツのラボの風土からの学びを経て、今目指していること。そして将来的な北海道の循環型社会の実現に向けて、タンパク質エンジニアリングが果たす役割とは。その根底には、ある本に書かれている化学者としての矜持が…その内容は、ぜひ映像をご覧ください!
北大人図鑑 No.13 小野田晃さん 詳細データ
3つのキーフレーズ:
1.化学をベースとしたタンパク質エンジニアリング〜おもしろい機能を、より安く、より簡単に〜
2.いろいろな分野に踏み込み、自分のスタイルを築く〜歯ブラシ工場、アメリカとドイツ、起業〜
3.北海道をバイオエコノミーの地に!〜タンパク質の技術で循環型社会をめざして〜
出身地/普段活動している地域:
兵庫県神戸市/札幌市
所属:
北海道大学大学院地球環境科学研究院
経歴:
大阪大学大学院理学研究科修了(2002年)。博士(理学)。JSPS 特別研究員、東京理科大学理学部化学科 助教、スクリプス研究所 研究員、大阪大学大学院工学研究科グローバル若手研究者フロンティア研究拠点 助教、応用化学専攻 准教授を経て、2020年より北海道大学地球環境科学研究院 教授。専門は、化学、タンパク質工学。
好きなヒト、モノ、コト:
– 趣味、興味関心、特技など
趣味:DIY、ポタリング
興味:北海道
特技:鈍感
– お気に入りの物、本・映画など
研究室の看板、アニリン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
–尊敬する人、人生に影響を与えられた人
赤堀四郎、キャリー・マリス
メッセージ:
タンパク質化学修飾技術の利用に興味を持ってくださった方のご連絡をお待ちしています。
参考情報:(ご自身や組織、プロジェクトのウェブサイト、ソーシャルメディアなど)
小野田研究室 北海道大学大学院環境科学院
北海道大学 大学院 環境科学院 環境物質科学専攻
ONODA LAB / Hokkaido Univ @onoda.lab