衝撃のウクライナ侵攻から1週間が過ぎました。ロシアに対して、欧米諸国や日本は資産凍結や輸出規制、世界的な金融取引ネットワークからのロシア主要銀行の排除といった経済制裁で圧力をかけています。このような動きが、ロシアや世界にどのような影響を及ぼすのか。本日17時から、北大のスラブ・ユーラシア研究センターは緊急セミナー「経済制裁とロシア:緊迫するウクライナ情勢」をオンラインで開催し、この問題について議論します。
報告をするのはロシア・ウクライナを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治を専門とする服部倫卓さん(ロシアNIS貿易会 ロシアNIS経済研究所 所長)。そして、ロシア経済を財政・対外関係・エネルギー政策等から分析する田畑伸一郎さん(スラブ・ユーラシア研究センター 教授)です。司会は、スラブ・ユーラシア研究所センター長の岩下明裕さんがつとめます。
スラブ・ユーラシア研究センターは、日本のスラブ・ユーラシア圏研究の中枢のひとつです。侵攻の翌25日には「緊急アピール」を発表し、さらに今回の第1回に続き、専門家による緊急セミナーを今後も企画しています。6日は文化面から、10日は地政学の観点からの報告が予定されています。
SRC緊急セミナー「経済制裁とロシア:緊迫するウクライナ情勢」
日時:2022年3月4日(金)17:00~18:00
方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
詳細:申し込み等はこちら
主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
※イベントは終了しました