この一年「さかなまつり」や「林冠観測用ゴンドラ」など、様々な研究活動の紹介をしてきたFSC苫小牧研究林の何気ない1日。晴天とは行かないが恵庭岳などの山並みもはっきり見え、木々が葉を落としているせいか、せせらぎと鳥の声がよく聞こえる。
まだ一面銀世界だが、2月になると日差しの強さが増してきて、春の足音が感じられるのが道産子(今回は馬じゃなくて人間の方)。これから先たとえ吹雪いたって、雪解け後に爆発的に草木が開花する春の導火線に火が着いた気分。それが北海道の立春を少し過ぎた今。FSCことField Science Center for Northern Biosphere, Hokkaido University、北方生物圏フィールド科学センターの今日この頃である。
【林忠⼀・北⽅⽣物圏フィールド科学センター/いいね!Hokudai特派員】