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#205 「内と外」をつなぐ場として、オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」完成。

大野池の南側に面した旧ファカルティハウス「エンレイソウ」が、オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」として改修され、9月29日に関係者や報道陣に公開されました。

(オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」)

かつては、レストランがあったほか、会議室、ギャラリー、学会や勉強会での活用、サークルの展覧会場として利用されていた旧ファカルティハウス。コワーキングスペースとして企業や自治体、北大学生や教職員が集える場所、そして北海道大学創基150周年の情報発信の場として生まれ変わりました。

(開所に先立ち、寳金清博総長は、ファカルティハウスとしての伝統を受け継ぎつつ、教職員や企業そして学生が社会連携やスタートアップのため集うプラットフォームにして欲しいと語りました)
(スクールカラーの本棚には、大学を代表する書籍が並びます)
(かつてレストランとして使われていたこの空間はメインラウンジとして、落ち着いたしつらえに生まれ変わっていました)
(改修の空間デザインを行なった瀬戸口剛さん(工学研究院 教授)。まるで外にいるように感じられる空間を目指したといいます)

瀬戸口さんは空間の特徴やデザインにあたり重要視について次のように語りました。「この建物は、大野池やシュコトニ川や原生林に隣接し北大札幌キャンパスで美しい場所に位置しています。建物と立地を生かしつつ、建物の内と外とが一体になるように、外への方向性を木で表しているのが今回の改修の大きな特徴の一つです」

「アイデアはリラックスしないとでてこないもの。また、リラックスした雰囲気からコミュニティが生まれると思います。周辺の自然を生かす落ち着いた空間を実現しつつ、利用者がかたくならず自由にできることが大事だと考え設計を行いました」と瀬戸口さんは語ります。

(木のルーバーが特徴的な天井)
(利用方法を伺い、いいね!取材班もさっそく会員登録をしました)

利用には会員登録が必要で、建物入口のタブレットでチェックインするというもの。

(研究会、学会、ミーティング、そして一人での作業といった 様々な使い方を想定して選ばれた家具が並びます)

札幌キャンパスでは、産官学の協働に関連する施設が相次いで開設しており、多くの関係者や報道陣が集まっていました。このことからも、教育研究が社会問題の解決の一助となることへの期待と関心を感じます。その名の通り、人と人をつなぎ、社会とつながる場所として多くの人に活用されることでしょう。活用の様子はまたの機会にお届けできればと思います。

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2023.09.29

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