北海道大学は全国各地から学生が集まります。近年では道外出身の新入生が7割ほどを占めており、地元が同じ人たちで集まった「県人会」もたくさんあります。
今回は、そんな「県人会」による北大祭出店の様子をお知らせします。
① 北大静岡県人会「静岡名物おでんとお茶」
医学部棟噴水近くに出店する静岡県人会の商品は静岡おでん、静岡茶、フィナンシェです。静岡県出身の筆者のイチオシは、静岡おでんの具のひとつ、黒はんぺん。静岡県では家庭や給食でよく食べられる、まさしく「地元の味」です。
② 北海道大学群馬県人会「群馬の焼きまんじゅう」
おなじく医学部棟噴水近くの群馬県人会の出店では、群馬名物「焼きまんじゅう」を楽しめます。焼きまんじゅうとは、小麦粉でできた生地を焼いて、みそダレを塗ったもの。生地もタレも、群馬県から取り寄せたものを使用しているそうです。
③ 北大愛媛県人会「愛媛うまいもん祭り」
高等教育推進機構の前には、お客さんの列が並ぶキッチンカーがあります。この愛媛県人会のお店では、じゃこ天や焼き鳥、つくね、みかんオレンジジュースを楽しめます。
「本格的な焼き鳥に自信があります」と店員さん。その言葉に従って「メガもも麦味噌焼き」を購入しました。甘辛いみそダレが「メガ」サイズのとり肉と相性ばっちりで、食べ応えがあります。
④ 広島県人会「広島お好み焼き」
こちらも高等教育推進機構のすぐ近く、広島県人会のお店では「広島お好み焼き」を提供しています。
モチモチの生地に、ぎっしり詰まった麺、ジャキジャキのキャベツ、そしてそれらを包む卵焼き。ソースとの相性も抜群で、満足感のある一品でした。
どの県人会の皆さんも、自分たちの地元に誇りをもっているのがよく伝わってきました。
いろいろな地域の名物を楽しめるのも、多様な出身地の学生が集まる北大ならではの魅力かもしれません。