[北大1年生の学生生活をちょこっと紹介!]のシリーズでは、『北海道大学の「今」を知る』という授業を受講してくれた1年生の中から4名に北海道大学での学生生活や将来考えていることについてインタビューに答えてもらいました。
今回の記事では、いろんなものを作るのが好きで、これまで数多くの創作活動をしてきたと話す三瓶幌汰さん(経済学部1年)にインタビューしました。

│高校のときはどんなことを?
高校のときは本当にいろんなことやってて、部活8個入っていたんです。化学部の部長、新聞部の部長、この新聞部は僕が立ち上げているんです。むかしあったんですけど廃部状態になってて。それに放送部、文芸部、……。
文化祭では、クラス展示で廊下装飾の設計チーフを担当してました。木材を組んで作るんです。高校3年生の時には友達と文化祭でデザイン展を開催したりしたんですよ。
│どうして北大の経済学部を選んだの?
一人暮らししたくて、一番立地のいいところ探したら北海道大学がヒットしました。出身は東京で、北海道は環境がガラッと変わるし、面白いかなって思って。
高校の時はもともと理系なんですよ。最初は理系の道に進もうとしたんですけど、化学部で発表会とか出たときに研究向いてなかったって気づいて。
│北大では何をしたい?
既存の部活とかに入って何かをするっていうよりかは、自分で何か組織とかを作って人集めてやった方が楽しいなってことに気づいて。それでサークル立ち上げたんですけど、サークルじゃなくてもいいから、自分が考えていることをいろいろやりたいかなって。
‐1年生でサークルを立ち上げたんですね。
今の活動は自分が作った「クリエイティブサークル」がメインになっています。部員は1年生から3年生まで16人います。企画はたくさんあるんです。今やっているのは北大祭でガチャガチャを出店しようって、ガチャガチャの中身を作りたいなって思って。中身を考えて、作っているところ(取材時点)で1個は「架空の歴史のアイテムコレクション」を作ってみようって感じで。
‐どういうときにアイディアは思いつくの?
なんか日頃生活してて、これいいなとか、これやろうとか。 人がやってるのを見たり、世の中にあるものを見て、やっぱり俺もやりたいなってことあるじゃないですか。ガチャガチャおいてあって、うわっ俺も作りたいって思って、今回は作った感じです。
‐創作の目的は?
自分で作って終わりだと面白くないから、今回の北大祭みたいに人に見せるっていうか面白がってもらいたい。何より大事にしているのは、ワクワクできるかどうか、そして楽しめるかどうか。その気持ちを忘れずに、これからも人と一緒に“面白い”をつくっていきたいです。

│将来についてどんなこと考えてる?
エンターテイナーであり続けたいと思っています。自分の言葉や行動、あるいは作品を通して、誰かが「面白そう」と感じるきっかけをつくれたり、迷っている誰かの背中をそっと押せたりしたら嬉しいし、そういう存在でありたいです。 今大学生になったから、規模が大きいことを、高校生の間じゃできなかったこととか、いろんな経験を積めたらいいなぁって思ってます。
編集後記
高校の時から様々なことに挑戦してきた三瓶さん。大学でもエネルギーそのままに、一年生ながらサークルを立ち上げ、北大でも早速、精力的な創作活動を行っていました。取材時は北大祭に向けた出店準備の真っ最中でしたが、北大祭では無事企画を実現させたようです。今後もたくさんの企画を作っていくことになるのでしょう。北大は全国、また世界から多様な学生が集まっています。そんな北大で「今思いつかないような、面白い企画」に巡り合い、次の創作につながっていくことを期待したいですね。