最高気温が26度になる中、思い思いの衣装に身を包んだ北大生たち約500名が札幌の中心街へと繰り出しました。元気な声と奇抜な衣装が、街行く人の視線を次々に集めています。
【碓氷光・CoSTEP本科生/理学部4年】
この仮装行列は、6月4日から開催される北大祭のプレイベントとして、1週間前の今日開催されました一行は北大の正門から南へ進み、大通公園でUターンして戻ってくるルートに沿って進みます。
途中、道庁赤レンガ庁舎の前では記念撮影も実施。ちょうどライラックまつりが開催されていることもあり、観光客の方々に記念撮影をお願いされるシーンもありました。
1年生にとっては、クラスの仲間と交流を深める絶好の機会です。「最初は女装に抵抗がありましたが、クラスの仲間と仲良くなれてよかったです」と参加者の荒井督記さん(総合理系1年)。
仮装行列は今年で48年目。北大祭の企画としては最も長い歴史があります。33年前の仮装と比べてみるのも面白いですね。
責任者の鈴木隆介さん(医学部保健学科2年)に伺いました。
「今まで仮装行列は北大祭の前哨戦であり、その宣伝という性格が強かったように思います。だけど実は、ひとつのイベントとして十分な魅力があります。今年は、単なる北大祭の宣伝としてではなく、参加団体がより密に交流できるようなしかけを準備しました。集合写真の希望者を募って撮影し、それを各クラスが共有できるようにしたのが一つです」
初夏を迎えた北大では、これからもイベントが目白押しです。普段の大学生活から解き放たれた北大生の「荒々しさ」を存分にご覧あれ。