北大祭では各学部も独自の企画を行っています。理学祭の生物展もそのひとつ。理学部生物科学科生物学専修分野に所属している2,3年生の皆さんが、明日3日からの開催に向けて準備をしています。
(北大は海産無脊椎動物の分類学研究のメッカ。コケムシ、ヒモムシ、タナイス、グソクムシ等々…様々な珍しい生き物の標本を見ることができます)
生物学科の先生方からお借りした動物の標本展示や、北大内で採取した微生物・北海道庁の池で採取した藻類を顕微鏡で観察できるコーナーなどの用意が着々と進んでいました。
(瓶の中の生物は…? 知りたい人は理学祭生物展へ!)
(今年は特にヒトデが充実しているとか…)
海の生き物タッチプールでは、忍路での臨海実習で採取した海の生き物たちに触ることができます。「今年は特にイトマキヒトデがたくさん取れました。ヒトデは通常5本の腕を持っていますが、タッチプールの中には腕が6本のヒトデが隠れていますので、ぜひ探してみてください!」と、学生さんもイチオシの企画です。
(オニイトマキヒトデ。6本足はどこにいる?)
他にも、透明骨格標本や、昆虫や草花を封じ込めたクリスタルレジン標本、生態系カードゲームなど、代々受け継がれてきた生物学科らしい企画が目白押しです。
(クリスタルレジン標本。買うことができます)
(イラストも学生さんの手書きオリジナル)
生物展は明日3日の午前10時から5日の午後5時まで、理学部5号館4階の5-401および5-403室にて開催されます。出店の立ち並ぶメインストリートからは少し離れていますが、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
【村上茉梨絵・CoSTEP本科生/生命科学院修士1年】