函館キャンパスの管理研究棟前にある石碑には「高邁なる野心」と力強く刻まれています。この言葉はクラーク博士が札幌農学校に着任した際に述べられた、「lofty ambition」に由来しています。“高邁”とは気高く優れていること、“野心”とはひそかに抱く大きな希望のことです。
石碑は明治40(1907)年に札幌農学校水産学科が設立されて、100年が経過したことを記念して建てられました。北大水産学の次の100年を紡ぎだすため、函館キャンパスに集う学生たちは抜けるような青空と函館湾に囲まれる環境の下、「高邁なる野心」を胸に秘め、日夜研究に励んでいます。