加藤博文さんからのバトンは、山内太郎さんに渡りました。今回からは「北大人図鑑」と題し、3つのキーフレーズを用いてご本人にお話いただく、映像インタビューでご紹介をしていきます。
山内さんは「人類生態学フィールドワーカー」として、世界の伝統文化社会の中で暮らす人たちが、何を食べて、どうやって仕事をして一日を過ごしているかといった行動観察と、食と栄養、身体活動、子どもの成長パターンなど健康科学の視点での調査などに取り組まれています。
「人間が人間の生態を見るということは難しい。同じ目線にならないと見えてこないことがあるので、こちらから暮らしの中に入り込む必要がある。調査を始める以前に、まず仲良くなることが大事。」と語る山内さん。
人生2度めの海外での衝撃、狩猟採集社会と伝統的農耕社会の違い、フィールドへの関わり方の変化、「ヘルスからハピネスへ」という言葉に込められた想いとは。
それでは、映像を御覧ください☆
北大人図鑑 No.1 山内太郎さん 詳細データ
3つのキーフレーズ:
1.人類生態学(Human Ecology) ~伝統社会の人びとの暮らしと健康を調査~
2.異文化フィールドワーク ~狩猟採集社会と伝統的農耕社会~
3.ヘルスからハピネスへ ~子どものアクションリサーチ~
出身地/普段活動している地域:
東京 / 札幌
所属・経歴:
東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻博士課程修了。
オーストラリア国立大学滞在研究員を経て、
東京大学大学院医学系研究科助手(人類生態学分野)、
北海道大学大学院保健科学研究院准教授、同教授。
研究・活動:
開発途上国におけるフィールドワークを実施しています。
現在は、以下の様なプロジェクトに取り組んでいます。
・サニテーション、衛生、子どもの衛生教育(ブルキナファソ、ザンビア、インドネシア、北海道)
・狩猟採集民のライフスタイルと健康(カメルーン、ボツワナ、パプアニューギニア)
・子どもの体力と栄養、健康(ラオス、中国、ガーナ、ラオス、中国)
趣味、興味関心、特技など:
楽器演奏(ギター)、水泳
ウェブサイト:
北海道大学大学院保健科学研究院 人類生態学研究室 <SmileLab>
ご覧のみなさんへ:
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山内さんからバトンを受け取るのは誰でしょうか。次のバトンもお楽しみに。