日本で最も北に位置する島、礼文島。人口約2600人のこの島に、世界中から60名以上の学生・研究者が集まってきています。北大のアイヌ・先住民研究センターが主体となって、礼文島北部にある浜中2遺跡の発掘を行うためです。
「国際フィールドスクール イン 礼文島」と名付けられたこのプログラムは、8月1日から21日に行われ、海外からはカナダ、イギリス、アメリカ、ロシア、フィンランド、デンマークの皆さんが参加しています。また、東京大学理学部形質人類学教室の夏季実習の場ともなっています。少し遅れて9日から礼文入りしたのは北大新渡戸カレッジの学生さん24名。上泊小学校での合宿生活を送っています。
さらに、考古学の研究者だけではなく、先住民族をテーマに活動しているアーティストも参加し、交流しています。それらの様子はまた後日お伝えいたします。
さて、本日をもってしばらく「いいね!hokudai」も夏休みをいただきます。再開は22日を予定しています。それではよい夏休みを!