4月になると、たくさんの新入生が入学してきます。北海道テレビ放送(HTB)のキャラクター、onちゃんもその一人。
onちゃんの入学に先立ち、北海道大学とHTBの連携プログラム実施協定締結式が創成科学研究棟で執り行われました。本協定は「北海道を応援する」をテーマに掲げ、北大が進めている教育・研究・地域貢献活動とHTBの地域メディア活動を連携させ、北海道を活性化させることが目的です。
具体的な取り組みは二つ。
1.HTBの人気キャラクター・onちゃんが北大の特別学生として入学し、さまざまな角度から北海道を学びます。
2.onちゃんが北大の魅力ある情報(研究、ユニークな学生や教員、学内市施設、市民参加イベント)をHTBの放送やビデオオンデマンドなどを通じて、道内外に発信します。
締結に先立ち、北大 産学・地域協働推進機構 山本強 副機構長は「北大のミッションとして教育、研究、社会貢献があります。そのうち社会貢献を担うのが産学・地域協働推進機構です。北海道を応援しようという志を同じくする北大とHTB が連携すれば、北海道を明るくする、豊かにすることにつながると思います。」と述べられました。
onちゃんが見守る中、壇上に北海道大学から川端和重 理事・副学長、HTBから樋泉実 代表取締役社長が上がり、締結書を交わしました。川端 理事・副学長は「大学はアカデミアの中の存在から社会の中の存在へと変わりつつあります。北大が北海道のなにを産み出せるかが問われています。北海道をどう変えていくか、北海道の若い世代やメディアと組んで新しい発信をしながら、一緒に考えていきたいです。」とおっしゃいました。
樋泉 社長からは「アジアから見た北海道の魅力はまだまだあり、できることは多いと思います。onちゃんに北大で北海道のことを勉強してもらい、その魅力を国内外に情報発信していけたら、北海道を活性化できると思います。」とのお言葉をいただきました。
onちゃんのゆるい雰囲気のせいか、締結式に出席した北大・HTB両関係者、メディア関係者は終始ほほえんでいたのが、印象的でした。そこにいるだけで、人を笑顔にするチカラを持ったonちゃん。ぜひ、このチカラで北海道をこれまで以上に元気にしてもらいたいですね。
4月入学のonちゃんのために、入学セレモニーを予定しています。その様子も、いいね!Hokudaiでお届けします。お楽しみに!