『都ぞ弥生』の誕生100年を記念した青春ドラマ「清き國ぞとあこがれぬ−ウィリアム・S・クラーク博士の魂を謳う−(HBC制作)」
監督は北大OBで札幌を拠点に国内外で活躍する映画監督の早川渉さんがつとめ、脚本は、同じくOBの藤田正一さん(北大元副学長)と長沼修さん(札幌ドーム社長・元HBC社長)が書き上げました。制作の舞台裏を特別に紹介します。
「都ぞ弥生」は1912年、横山芳介、赤木顕次の2人の寮生がそれぞれ作詞、作曲をしました。横山、赤木の2人を演じるのは、現役寮生の小倉瑛矢さん(農学部3年・左)と中西博宣さん(同2年・右)。
二人とも普通の大学生。でも中西さん(右)は普段も草履を愛用
「恵迪寮・応援団に所属していながら、都ぞ弥生に込められた横山と赤木の熱い思いを初めて知りました。出演の話が舞い込んだときはまさに晴天の霹靂。でも、早川監督が丁寧に指導してくださったので、意外と自然に演技ができました。」(小倉さん)
「最初のロケは藻岩山。ポプラ並木ではハーモニカを吹いたり、中央ローンの撮影があったり、北大キャンパスもドラマのシーンとして登場します。卒業生や現役の北大生にもぜひ見てほしい。母校に対する印象が変わるかもしれません。僕は赤木の役なので、ハーモニカの練習を何度もしました。この1年はドラマや勉強、応援団の活動と忙しかったけど、貴重な経験をさせてもらいました。」(中西さん)
放送は5月6日(月・祝)9:55からHBC北海道放送(道内ローカル放送)で。
制作費は約1300万円。「都ぞ弥生」百年記念委員会が寮OBらに寄金を呼びかけている。DVDも発売予定。問い合わせは恵迪寮同窓会事務局(011-530-1186)
〈つづく〉
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