2022年北大祭の2日目、体育館前で高校生によるカレーブースがオープンしました。実行委員会によると北大祭での高校生の出店は初めてだとか。さっそく筆者も湧別カレーを実食! ほろほろの野菜や大きなホタテがごろっと入った食べ応え抜群のカレーでとてもおいしかったです。提供してくれたのは、はるばる湧別町からやってきた湧別高校生徒会のみなさん。大勢の大学生に混じって準備を進めていた高校生を取材しました。
はじめにインタビューに答えてくれたのは3年生の伊藤沙緒里さん。突然のインタビューに緊張しながらも丁寧に答えてくれました。湧別高校生が北大祭に出店するという話は数年前からあり、今年やっと実現したのだそう。「1年生の頃からこの話が気になっていたので参加しました」と話す伊藤さんは今回のメンバーでは数少ない3年生。今後については何かしらの形で北大祭との関係を続けていきたいと話してくれました。
ここで2年生の上松聖弥さんにバトンタッチ。湧別町の魅力について尋ねると「すごく小さいけど自然や海産物が多くて魅力的な町です」とにこやかな表情で話してくれました。「これからも湧別町のいいところを伝えていきたいです。ぜひ湧別町に来てください!」上松さんの口ぶりからは地元に対する愛情を感じました。
今年はコロナ対策の関係で実現しなかったコーナーもあるとのことなので、来年はパワーアップした高校生たちに会えるのではないでしょうか。今年から始まった北大祭と高校生との関係がこれからも続いてほしいですね。
【江口佳穂・CoSTEP本科生/文学院修士1年】