現在行われている北大祭に「北大短角牛食べてみない?」が出店されています。
責任者の石毛奈央さん(国際食資源学院修士2年)は、北大短角牛のことを知り、これまであまり身近ではなかった北大短角牛をもっと多くの人に知ってもらいたい、食べられる研究成果を伝えたいと考え、出店を決めたそうです。会計を担当していた武田理煕さん(工学部環境社会工学科3年)は、これまで北大短角牛を販売するイベントに数多く参加し、「北大短角牛は一度食べるとそのおいしさがわかります!」と熱く語ってくれました。お店を運営している学生さんたちは、牧場を訪れて学び、調理の準備を重ねて北大祭に臨んだそうです。
メニューは次の2つ。
・北大短角牛のお肉を使った「牛串」
・北大短角牛のお母さん(経産牛)のお肉を使った「牛煮込み」
牛煮込みは北大短角牛のおいしさがしっかりと伝わるやさしい味付け、牛串は北大短角牛のおいしさを最大限に出すためにコンロを分けて焼き方にこだわる徹底ぶり。最初は弱火でふっくらと焼き上げ、そのあと強火で焼くことで香ばしさを出しているそうです。牛串は噛むほどに旨味を感じられとてもおいしく、焼けた傍から飛ぶように売れていました。元北大職員の会社である株式会社わっか(代表・佐々木学さん)から仕入れた北大短角牛(牛串570本、煮込み用30kg)は明日にはなくなってしまう勢いです。食べてみたい方はこの機会をお見逃しなく。
北大短角牛は、北海道新ひだか町静内にある北海道大学「静内研究牧場」で、放牧を主体として、子育てし、草を食べて育つ日本短角種の牛です。また、牧場内でほとんどの飼料を賄っているほか、穀物飼料も北海道産という、牛の健康にも配慮した持続可能な土地利用型の家畜生産システムで飼養されています。
北大短角牛についてはこちらの記事もご覧ください。
- 【チェックイン】#132 SDGsな牛肉に注目!(2019年9月19日)
- わっかテーブル