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100円forネパール ~留学生によるネパール大震災支援の報告

2015年4月25日にネパールで起きた地震は多くの命を奪いました。また、ユネスコに登記された歴史的な建物も崩れてしまいました。今回Gorkha地震は1934年におきたNepal-Bilhar地震以来、ネパールの歴史上最悪の自然災害です。ネパール大震災で被害を受けたカトマンズ地域の復興と再建を支援するため、北海道大学留学生協議会(HUISA)のン イン チンさん(HUISA副秘書長)が主導し、北海道大学ネパール学生協議会(HUNSA)と連携して“100円forネパール”プロジェクトを実施しました。ン イン チンさんにお話を伺いました。


(後列がン イン チンさん)

“100円forネパール”プロジェクトは北大大学祭の中のインターナショナル・フードフェスティバル(IFF)の際におこない、募金キャンペーンをすると同時に、ネパール地震に対しての感心や意識を高めてもらう目的もありました。多くの人に、災害からの復興は簡単なものではなく、世界中で助け合うことが大切であるということを考えてもらいたかったのです。

日本では、100円だけ持っていてもたいして使い道がないと感じる人が多いかもしれません。一瞬で消費されてしまう金額かもしれません。HUISAの“100円forネパール”プロジェクトは、日本人のそういった金銭感覚を利用しました。ほんの小さい貢献、優しさや思いやりからの行動でも、厳しい環境で助けを待っている人々にとっては大きな助けとなります。

さらに、HUISAとしては、「世界はひとつ」というメッセージを広めたいとも思っています。私たちはひとつの世界に住んでいて、ひとつのコミュニティのメンバーとして生活し、助けを必要としている人がいるなら助け合うことのできる状態であるべきです。4年前の日本で発生した東日本大震災のときと同じです。

“100円forネパール”プロジェクトの募金総額は430903円(333749.33ネパールルピー)という大成功に終わりました。協力くださった皆さんからの全ての募金はHUNSA(北海道大学ネパール学生協会)を通し、ネパールの災害復興基金に送りました。

HUISAの“100円forネパール”プロジェクトは、プロモーションビデオで始まりました。プロジェクトを推進し成功したときに、「与えることで貧しくなった人はいまだかつて一人もいない」というアンネ・フランクの言葉を思い出しました。「与える」という言葉は、金銭のみに限定されるものではありません。このプロジェクトに協力してくれた、様々な団体や個々人の力や想いもまた「与えられた」ものです。

このようなプロジェクトは、多くの人からのサポートなしで成功することはありませんでした。北大国際交流サークルSACLAのメンバーや、IFFの出店者の皆さん、口コミでこのプロジェクトを広げてくださった皆さん、そしてHUNSAのメンバー、多く協力してくださった皆さんにHUISAとして感謝しています。

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今回紹介した動画は、以下のサイトで見ることができます。

SHIOK CAM 002-100 Yen For Nepal-百元捐獻尼泊爾-百円をネパールへ

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2015.12.02

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