寺下直行さん(工学院修士1年)の研究は航空機やテニスラケットなどにも使われる炭素繊維強化プラスチックを最適化することで、さらに軽くするという研究です。
飛行機の材料は、炭素繊維とプラスチックでできた0.1ミリほどの薄い層を、向きを変えながら何層にも重ねることでできているそうです。
この時、炭素繊維の方向によって材料がどの方向に強くなるかが決まります。使う場所に合わせてその「角度の組み合わせ」を決めることで、より少ない材料で飛行機を作る、これが最適化です。軽量化によって、飛行機を上に持ち上げるのに必要な燃料が減り、より少ないコストで飛ぶことができます。
たくさんの可能性を秘めた研究、ぜひ動画で御覧ください。
http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/cs/video/2015self2/terashita/
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この映像は、寺下直行さん(工学院修士1年)が、大学院共通授業科目「大学院生のためのセルフプロモーション2」の履修を通して制作したものです。
寺下さんの所属研究室はこちら
工学院人間機械システムデザイン専攻
インテリジェントデザイン研究室(成田吉弘 教授)