総長への受賞報告
12月4日、山口佳三総長に受賞報告を行いました。新田孝彦理事(副学長/高等教育推進機構長)より10年間の活動実績について報告すると、山口総長より「明日からも、大学と社会を結ぶ新たな対話の場づくりに精進してほしい」と有り難い激励の言葉を頂戴しました。
(クラーク博士の肖像画を背に、CoSTEPスタッフの説明を前のめりに聞く、山口総長)
(山口佳三総長、新田孝彦理事、松王政浩CoSTEP代表とスタッフで受賞記念撮影。
新渡戸稲造先生の揮毫「Boys, Be, ambitious」の前にて)
そして、新たな対話の場づくりへ
山口総長への受賞報告から2日後の12月6日に、第85回サイエンス・カフェ札幌「ラベルのない肉~細胞から見る食肉~」(ゲスト:西邑隆徳さん/農学研究院 教授)が開催され、細胞や組織の発達メカニズムの話題を中心に、ゲストと市民が一緒になって食肉について考えました。運営の主体はCoSTEPの「対話の場の創造実習」の受講生です。企画の段階から、西邑先生と何度も打ち合わせを行い、テーマ設定、進行、演出など内容を練り、この日を迎えました。
当日の会場は大入りで、来場者は熱心に耳を傾け、時折用意されるインタラクションを通じながら、食肉に対する興味関心を深めていました。その様子は受賞報告の際に山口総長の言葉にあった“新たな対話の場づくり”そのものであり、サイエンス・カフェ札幌の歴史にまた新たなページをもたらしました。
(西邑先生の話題提供の様子。来場者は真剣に耳を傾けています。)
(受付で配布物を明るく元気に渡す、CoSTEP受講生)
(サイエンス・カフェ札幌の特色であるコミュニケーションカードを使って、質問をまとめるCoSTEP受講生)
(カフェ終盤で、インタラクションの要素を取り入れたワークを来場者に行ってもらいます。)
(CoSTEPスタッフからカフェの様子を聞き、満面の笑みの新田理事)
(グッドデザイン賞の受賞を祝し、新田理事、これまでのCoSTEPスタッフ、修了生、現役受講生で記念撮影)
謝辞
これまでサイエンス・カフェ札幌にご参加いただいた数多くの市民の皆様、支援していただいている紀伊國屋書店札幌本店の皆様、それからゲストとして協力してくださった北大研究者の方々に対し、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。