2022年もあとわずか。今年は「いいね!Hokudai」が10周年を迎えた記念すべき年でした。本日は今年最後の記事として、「いいね!Hokudai」記事から選んだ2022年の10大ニュースをお伝えします。選考基準は2022年1月1日から12月24日までの記事のFacebookページの反応数(いいね・コメント・シェアの合計)とアーカイブサイトのページビュー数の合計を元に、社会的な関心も若干勘案して、記事単位ではなくニュース単位で決定しました。それでは10位から!
第10位 北大、SDGsで世界10位(4月)
2022年4月28日、世界の大学を評価する「THEインパクトランキング」が、SDGsで北海道大学は世界10位、日本1位と発表しました。これを記念して学内バスもラッピングされ5月30日までの期間限定で運行されました。
第9位 復活のストーム!(7月)
7月2日の第106回対小樽商科大学定期戦対面式にむけたストームを伝える動画。対面式はコロナのため2年連続中止となっていましたが、2022年に復活となりました。Facebookのリーチ数は25万件に達しました。
第8位 水産学部OBの漫画家、権平ひつじ先生(11月)
週刊少年ジャンプで連載中の「夜桜さんちの大作戦」。作者の権平ひつじさんは北大水産学部の卒業生です。記事では学生時代のエピソードや標本のスケッチを大公開。記事公開後、アニメ化発表もあり、さらに閲覧数が伸びました。
第7位 ひそかなブーム? ハダカデバネズミ(通年)
ハダカデバネズミの研究を伝える2017年の記事が、2021年12月のアーカイブサイト月間PVから急浮上し、その後毎月上位に位置しました。なぜ関心を集めたのかはっきりわかりませんが、その頃ハダカデバネズミそっくりのスイートポテトがネットで話題になったのがきっかけかもしれません。
第6位 六花亭北大エルム店、惜しまれながら閉店(10月)
北キャンパスにひろがる農場に面した六花亭北大エルム店。1994年12月にオープンし、長く親しまれていましたが、2022年11月7日に閉店となりました。閉店の要因にはお店からの風景が変わってしまったことも関係していました。大学と周囲の景観のつながりについて考えさせられる出来事でした。
第5位 未だ冷めぬノーベル化学賞の熱気(通年)
2021年ノーベル化学賞を受賞したリスト・ベンジャミンさんは北大にも所属しています。受賞を報じる一連の記事が今年も通年でよく読まれました。今年9月、受賞後初めて北大を訪れた様子も「いいね!Hokudai」ではお伝えしました。
第4位 静内牧場の馬、盤渓にやって来る(12月)
静内研究牧場の馬が札幌の盤渓でササを食べている動画が大人気に。Facebookのコメント欄には読者の皆さんそれぞれの馬の経験・思い出が多数寄せられました。この記事の他にも、静内牧場の短角牛に関する記事も注目を集めました。
第3位 新型コロナ、新たな局面に(通年)
昨年度1位だった新型コロナウイルス関連の記事は3位となりました。すでに流行から2年がたち、ワクチン接種も進んだことで関心が落ちているようです。しかし、感染者数、死者数は一昨年、昨年よりも多くなっています。これまでと違うコロナとの向き合い方が必要なのかもしれません。
第2位 衝撃のウクライナ戦争(2月~)
2月24日にロシアがウクライナに侵攻し、「いいね!Hokudai」も声明を発表。1週間後にはスラブ・ユーラシア研究センター主催のオンラインシンポジウム開催も紹介しました。また、この情勢の影響を受け、2013年に公開した国際法に関する記事の閲覧数が3月から急上昇しました。
第1位 3年ぶり、対面での北大祭!
コロナのため対面での開催ができなかった2年間を経て、待望の開催となった北大祭が1位となりました。伝統を受け継ぐ困難さと感染対策に直面しつつ、かつての熱気を取り戻そうととりくんだ関係者の皆さんに感謝!
殿堂入り エキノコックスへの関心
昨年度2位だったエキノコックス関連記事は今年も通年で関心を集め、桁違いのアクセスとなりました。今年の特徴を表す出来事ではなく、もはや常に高い関心を集めている事柄と判断し、殿堂入りとしました。
今年もさまざまなニュースがありました。「いいね!Hokudai」は1月10日から再開し、北大のいいね!(いいのか?よくないね!も含めて)を探索し続けます。皆様にとって素晴らしい一年になりますように。