優れた研究開発を行っている研究者に授与される文部科学大臣表彰の受賞者が、昨日4月7日に発表されました。北大からは科学技術賞に1名、若手科学者賞に5名が選ばれました。おめでとうございます!
その中の一人、北島正章さんは研究だけではなく、社会との対話にも熱心で、2021年に「いいね!Hokuadai」の取材にも応じていただきました。また、5月13日に開講する北大道新アカデミー(前期理系)で6月24日に「下水疫学による新型コロナの流行把握」と題した講義をすることが決まっています。
科学技術賞(研究部門)
- 西岡純さん(低温科学研究所 教授)
北太平洋の生物生産を支える鉄分の供給過程に関する研究
若手科学者賞
- 北島正章さん(大学院工学研究院 准教授)
水環境からのウイルス検出に基づく分子疫学解析に関する研究
- 李响さん(大学院先端生命科学研究院 准教授)
パーコレーション理論に基づく超均一ゲル開発に関する研究 - 渡邉友浩さん(低温科学研究所 助教)
環境微生物ゲノムの潜在的な遺伝子資源の機能に関する研究 - 久保田晋平さん(遺伝子病制御研究所 特任講師)
全身全細胞解析に資する組織透明化手法の研究 - 常松友美さん(大学院理学研究院 講師)
睡眠覚醒制御機構と睡眠に伴う脳内動態に関する研究
受賞者・受賞組織を紹介している過去記事もご覧ください
- 【フレッシュアイズ】#185 新型コロナウイルス感染症収束へ王手!(1)~環境工学の研究者として~(2021年10月11日)
- 【フレッシュアイズ】#186 新型コロナウイルス感染症収束へ王手!(2)~今最もアツい「下水疫学」って?~(2021年10月12日)