Event

2/28(土)三省堂サイエンスカフェ「水がまわれば暮らしもまわる開発途上国の貧困をトイレから解決~」を開催します

FIN
2015
2/28

あなたの家にはトイレがありますか?「イエス」ですね。
上下水道が発達している日本のトイレの普及率は、100%です。しかし、国が変われば事情も異なります。アフリカのブルキナファソの普及率は、わずかに19%。貧困でトイレの整備に意識をむけられないのが現状です。

水処理研究がご専門の船水さんは、現地の生活習慣やライフスタイルに合わせたトイレを作り、収入を得る仕組みを考え出しました。微生物の働きで排泄物を分解する「コンポストトイレ」を使えば、分解された排泄物は畑の堆肥として使うことができ、それが現金収入と衛生環境の改善をもたらします。しかもこのビジネスモデルは、将来の日本を救うかもしれないのです。
遠いアフリカでの水まわりの話が、どのように私たちの暮らしに結びつくのか、具体的事例を紹介しながら、会場の皆様と語り合います。

進行役は、アフリカ滞在経験のある、CoSTEP修了生の田中加奈子さんがつとめます。

日 時:2015年2月28日(土)15:00~16:30
会 場:三省堂書店札幌店BOOKS&CAFE(UCC)
   (札幌市中央区北5条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス5F)
参加費:500円(ドリンク代含む)
定 員:30名(事前申し込み・先着順)
    お申込はこちらから
ゲスト:船水尚行さん(北海道大学大学院工学研究院教授)
聞き手:田中加奈子さん(CoSTEP7期修了生・自然ガイド)
主 催:三省堂書店 札幌店
共 催:北海道大学CoSTEP・日本学術会議北海道地区会議

Update Date2015.1.30