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97サイエンスカフェ札幌「見えるものを見るAI 見たいものを見る人間機械に「正しく」学習させるには〜」を、2017101(日)14:30より開催

FIN
2017
10/1

今年7月、Googleが人間とAI (人工知能)の共生を考えるプロジェクト「People + AI Research Initiative (PAIR)」を立ち上げました。AIに目覚ましい発展をもたらした技術、それが「機械学習(Machine Learning)」です。これにより、機械が大量のデータの中から、自動的にパターンを見つけて「学習」することが可能となりました。しかし、機械と違い、人間はデータを都合のよいように見てしまいます。偏りのあるデータは、機械にとって適切なデータにはなりません。では一体、機械にとって「正しい」データとは何なのでしょうか。そして、機械がデータから導いた結果を人間はどのように解釈すれば良いのでしょうか。
今回のゲストは機械学習の専門家、瀧川一学さんです。瀧川さんは、機械学習が様々な分野で応用できるように、その技術の進展と問題点の解決に力を入れています。このサイエンス・カフェ札幌では「そもそも機械学習とは?」という問いから、「人間とAIの未来は?」という問いまで、瀧川さんに幅広くお話を伺います。人間がAIとペア(pair)となり、これからの社会を生きるには、どうするべきなのか。この壮大なテーマについて、瀧川さんと一緒にみなさんも考えてみませんか?

■開催情報
第97回サイエンス・カフェ札幌 見えるものを見るAI 見たいものを見る人間〜機械に「正しく」学習させるには〜
【日 時】10月1日(日)14:30~16:00(開場14:00)
【場 所】紀伊國屋書店札幌本店 1F インナーガーデン
北海道札幌市中央区北5条西5-7 sapporo55 1F(011-231-2131)
【ゲスト】瀧川一学さん(北海道大学大学院 情報科学研究科 准教授)
【聞き手】CoSTEP対話の場の創造実習 受講生
【参加費】無料
【定 員】80名
【主 催】北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ)
【共 催】第6回生命医薬情報学連合大会(IIBMP 2017)

【ゲストプロフィール】
瀧川一学(たきがわ いちがく)さん

北海道大学大学院 情報科学研究科 准教授。機械学習研究者。香川で生まれ育つ。父はドイツ文学研究者であり、小学生の頃は1年間ドイツで暮らす。北海道大学工学部を卒業し、工学研究科で博士号を取得。その後京都大学化学研究所にて、遺伝情報や分子レベルのデータを活用した生物学の研究に携わる。その間ボストン大学バイオインフォマティクスプログラムの客員研究員として渡米。現在は、役に立つ化学物質を予測するための機械学習技術の研究を行っている。休日は2歳になった娘と遊び、リフレッシュ。 

Update Date2017.9.11