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新たな科学技術の社会実装は、その過程において倫理的・法制度的・社会的な様々な課題を生じます。また、科学技術の実装は人々の生活様式を変化させるだけではなく、価値観や考え方にも影響を与えます。個人の意思決定や考え方が社会や環境に与える影響が大きくなった現代において、未来に実装されうる科学技術に対し個人の意見を持つことがますます重要となっています。本展示は参加者の誰もが、新しい時代の中で変わってほしい、あるいは残したい価値観とは何なのかを考え2072年のありたい未来像を共創できる場を提供します。

50年後を生きる６人のペルソナ達

50年後の2072年を生きる６人のペルソナ（架空の人物像）の一週間のスケジュールと彼らの暮らしの中の身近な日用品を展示します。ペルソナの普段の暮らしを通じて科学技術を紹介し、参加者が未来をより身近に感じられる空間を提供します。

７人目のペルソナは参加者自身

さらに、参加者の50年後の姿を7人目のペルソナとし、それぞれの価値観や考え方を一言ボードに書いてもらいます。このワークを通じて参加者自身が50年後どのような生活を送りたいのか、社会にどうあってほしいのかを考える機会を提供します。