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34回三省堂サイエンスカフェin札幌「気づける不思議、見逃す仕組み認知心理学から広告を読み解く~」を開催します

FIN
2022
3/2

自分ではまったく覚えていないのに、あとから「伝えたよね?」っていわれることありませんか?それはあなたのせいではなく、もしかしたら伝え方のせいで見逃していたのかもしれません。

認知心理学者の河原純一郎さん(北海道大学大学院文学研究院 教授)は、人間が情報を認知する仕組みを、私たちに身近な広告をテーマに、実験し、そのメカニズムを明らかにしています。私たちが情報に気が付く要因には、その情報自体が目立つ「モノの要因」、私たち自身が情報に注意している「意図の要因」、個人的な価値に紐づけられた「過去の要因」の三つの要因があると整理されています。

本サイエンスカフェでは、その要因を具体的な事例や河原さんが行っている実験事例を通して詳しく紹介していきます。

さてこのチラシに気が付いた皆さんは、どんな理由で気が付きましたか?

第34回 三省堂サイエンスカフェ in 札幌 CoSTEPシリーズ18
「気づける不思議、見逃す仕組み~認知心理学から広告を読み解く~」
【日 時】2022年3月2日(水)18:30~19:40
【会 場】三省堂書店札幌店内 ブックス&カフェ UCC (JRタワー札幌ステラプレイス5F)
【ゲスト】河原 純一郎さん(北海道大学大学院文学研究院 教授/日本学術会議連携会員)
【聞き手】奥本素子(北海道大学 CoSTEP 准教授)
【参加費】500円
【定 員】30名(事前申し込み・先着順)
【お申込】電話(011-209-5600 三省堂書店 札幌店)、または三省堂サイエンスカフェウェブサイトから
【主 催】三省堂書店 札幌店
【共 催】北海道大学CoSTEP日本学術会議北海道地区会議

*本カフェは新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、開催できない場合は中止になることもあります。

【ゲストプロフィール】
河原 純一郎(かわはら・じゅんいちろう)さん

北海道大学 大学院文学院・教授 /日本学術会議連携会員

1970年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(心理学)。2015年より現職。専門は認知心理学。主要業績には『注意- 選択と統合』(河原 純一郎・横澤 一彦(著)勁草書房、2015年)、「疲労測定装置、疲労判定方法、及びそのプログラム」(特許第6090653号、2017 年3月8日)など。その他、日本心理学会国際賞奨励賞、第3回印東太郎賞などを受賞。

Update Date2022.2.1