恋をすると、相手を束縛したい!って思うのは、人もメダカも同じなのかもしれません。相手の近くにいたくって、誰かが相手の視界に入ろうものなら割って入って二人だけの世界を作ろうとする、そんな行動がメダカのオスには見られます。しかし、その独占欲を科学によって解明できるとしたら…
今回のゲストの横井佐織さんは、メダカのオスとメスの三角関係を科学的に調査し、その行動にまつわるホルモンや遺伝子の働きのメカニズムを明らかにしようとしています。このサイエンス・カフェ札幌では、日本生まれのメダカという生物の研究を通して、私たち人間にも通じる恋の仕組みに迫ります。
■開催情報
第98回サイエンス・カフェ札幌 メダカの三角関係~束縛したいメカニズム~
【日 時】12月10日(日)14:30~16:00(開場14:00)
【場 所】紀伊國屋書店札幌本店 1F インナーガーデン
北海道札幌市中央区北5条西5-7 sapporo55 1F(011-231-2131)
【ゲスト】横井佐織さん(北海道大学大学院 薬学研究院 助教)
【聞き手】奥本素子(北海道大学CoSTEP 准教授)
【参加費】無料
【定 員】80名
【主 催】北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ)
【協 力】TERRACE
【ゲストプロフィール】
横井佐織(よこい さおり)さん
東京大学理学部生物化学科卒。同大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了、博士(理学)。2017年3月より北海道大学大学院薬学研究院助教。現在、メダカの行動とそのメカニズムについて研究している。実験に疲れた時は、水槽室でぼーっとメダカを眺めるのが好きとのこと。