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32個のモビール挑戦デザインワークショップを開きます

FIN
2011
2/27

グラフィックデザイン実習チームは,札幌市青少年科学館で2月27日(日)に開催される「大学生による科学教室」に向けて準備を進めています。

これまでデザイン実習では,それぞれ担当者を決めてサイエンス・カフェ札幌のポスターを制作してきました。

しかし,グループでまとまって何か成果を残したい,と昨年の11月より話し合いを続けてきました。12月に入り,紙を使ったサイエンスグッズをデザインしてみようと大枠の方向性が決まりかけたちょうどその時,札幌市青少年科学館で開催されている小中学生向け科学教室の企画が飛び込んできたのです。実践の機会まで用意されると,リーダーの上口愛さんを中心にチームの「やる気」は一気に加速しました。 

科学を「大切ですよ」と押し付けるような教材ではなく,自然と生活空間に取りこんでもらえるようなグッズ。手にするきっかけだって「オシャレ」「カワイイ」だってありかも…。初めから科学教材と意識してもらえなくてもいいのではないかと考えました。そして,比較的簡単に扱うことができ,見た目の美しさ兼ね備えた「モビール」を利用してみることにしたのです。

扱うテーマは「北海道で絶滅が心配されている動物たち」。すべての生命は多様で複雑なバランスのなかで共存しています。多種多様な生命のバランスを守り,豊かな環境を次の世代へ引き継ぐためにはどうしたらよいか?さまざまな「バランス」も表現できるモビール制作を通じて考える,そんなきっかけづくりをしてみたいと思います。

当日まであと10日間。実習メンバーのほか,本科の安倍隆さん,選科の鈴木幸弥さんもチームに参加し,最後の追い込み準備をしています。

「32個のモビールに挑戦〜絶滅が心配されている北海道の動物たち〜」
日 時:2011年2月27日(土)午後10時30分〜11時30分(60分間)
場 所:札幌市青少年科学館 3F実験室
対象者:小中学生
定 員:32名
申込みは札幌市青少年科学館へ。

Update Date2011.2.18