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『サイエンスコミュニケーションアートを融合する』- 札幌から始まるアートでつなぐサイエンス – を開催します

FIN
2023
6/29

「サイエンスコミュニケーション」は、科学と社会の間をつなぐ活動です。北海道大学には全国的にも珍しいサイエンスコミュニケーションを専門に教育、研究するCoSTEP(コーステップ)という組織があります。CoSTEPでは科学的な表現だけでなく、「アート」を介して科学を発信する試みも行っています。

その活動の中には、札幌で開催されたテオ・ヤンセン展とのコラボレーションや、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)で実施された科学とアートをテーマにした高校生向けワークショップもあり、大学と文化施設が協力して全国的に見ても先駆的な取り組みがなされます。アートは科学を考える際にどのような役割を果たすのでしょうか?そして今後、どのように展開していくのでしょう。

今回のトークセッションでは、『サイエンスコミュニケーションとアートを融合する(ひつじ書房)』という書籍からアートを通したコミュニケーションの効果や事例を紹介しつつ、アートでサイエンスと社会をつなぐ可能性について本書の執筆者2名と共に探っていきます。

日時:2023年6月29日(木) 18:30-20:00
場所:札幌市民交流プラザ1階SCARTSコート
登壇:奥本素子、朴炫貞
参加:参加無料、予約不要、定員50名
主催:北海道大学CoSTEP、札幌市図書・情報館、
公益財団法人札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)

本の情報

SCARTS 図書・情報館のページ

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AIやロボット、遺伝子技術が進む今、各々が考える生命についての定義は、複雑化しつつあります。今回のワークショップでは、現在を考える学問という意味の「考現学」から、現在における生命観を考える「考生学」を試みます。さまざまなアーティストの作品を軸に、複数の要素が書かれたカードを用いて、生命だと感じる/考える参加者の感覚を分類してみます。自分と他人の意見を共有しながら、アートでつなぐサイエンスを体験してみましょう。

日時:2023年6月29日(木) 16:00-17:00
場所:札幌市民交流プラザ1階SCARTSコート
予約:事前申込制、20人 申し込みフォームはこちら 

Update Date2023.5.30