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CoSTEP協力したアート作品が東京で展示中

2019.12.16

CoSTEPがアーティストを招いて作品制作に協力するKitAプロジェクト。そのプロジェクトで来道し、北海道の変わりゆく自然と人々の生活の営みを、流氷というテーマで切り取った上村 洋一さんの個展が開催されます。

東京のメディアアートを中心に展示するインターコミュニケーションセンター(ICC)で2019年12月10日(火)—2020年3月1日(日)にかけて展示されています。

展示概要

12月10日(火)よりICCにて開催される個展《Hyperthermia——温熱療法》は、は、上村さんがこれまで録音してきた満月/新月時の大潮の波音や、オホーツク海の流氷、そして知床の人々の呼吸で再現した「流氷鳴り」などで作られるダイナミックなサウンドスケープが、インスタレーションの空間に広がります。

また、2020年2月1日(土)14:00より、哲学者の篠原 雅武(自然なきエコロジー翻訳者)さんとトークイベントをいたします。トーク後は、梅沢 英樹+上村 洋一のサウンドパフォーマンスを、ゲストに音楽家の網守将平を迎え、トリオで行います。

そして、個展の関連イベントとして、梅沢+上村が継続してきたサウンドプロジェクト「0℃」をICCシアターで、展示期間中の12月13日から2020年3月1日まで実施します。参加者には坂本 龍一さんなど、錚々たるメンバーが参加されています。北極圏の流氷や、アルプス山脈の氷河、知床の流氷などの極地の氷雪の音を、各アーティストから募りました。観客はその音を、シアターの5.1chシステムの環境下でダイナミックに体感することができます。

環境と人々の生活との関係を、アートの視点からも考えてみませんか。ぜひ、お立ち寄りください。