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科学技術コミュニケーター「レベルアップ」するための挑戦、CoSTEP

2020.3.30

厳しい寒さを耐えた木の枝の端からにょきにょきと新芽が見えます。いつのまにか季節が過ぎ、一年が過ぎ、CoSTEPと別れをする時が来ましたね。

昨年の今頃、知人(韓国のCoSTEP14期修了生)からCoSTEPを薦められた私は、締め切りの日まで申請ボタンを押すかどうかで悩んでいました。恐れる心が言います。「いくらオンライン講義としても他国の言語で授業を受けて課題も書かないといけない。大丈夫?さらに3日間、日本語の授業を聞き、札幌まで行かなければならない。あなた、本当に大丈夫?」 一方、大胆な心も一言言います。「今までの経験を生かして大衆を相手にした文を書くつもりだったんでしょ?日本語の勉強ももってしたかったし、何が問題よ。始動させるにはこのぐらいの負担は必要なんだ。」

結局、好奇心が恐怖を勝ちました。合格の知られを受けた時は「何とかなるさ」という気持でした。しかし、どうしようもない気持は講義を聞きながらじっくり落ち着きました。事前アンケートやオリエンテーションとの最初の講義、講義を受けた後の質問とモジュールの課題。全てが隅に置けないものでした。各モジュールが終わるたびに「科学コミュニケーターになりたいですか?こんなに準備して見ました!」というCoSTEPの自信が感じました。この機会を逃してはいけないと思いました。

もちろんあふれる意欲に比べて体はちゃんとついて来なかったです。札幌に行く直前までも大変怖がったです。熱心に日本語を勉強したのはもう10年前のこと。書く事は一人でとにかくするけれども、ピア・レビューが必要な仲間に迷惑をかけるかと心配になりました。もう一度気を引き締める時期でした。

昨年10月、どきどきする状態で北大の教室に入りました。 2泊3日の集中訓練は容易ではなかったです。朝から夜まで休むひまなく連続講義とワークショップが吹き荒れました。時々気が遠くなりましたが、再び目に力を入れました。「私がもう少し努力すれば、この場にいるすべての人々からより多く学ぶことができる。」 それだけ、選科Bの集中授業の現場は熱気に満ちていました。 「もっと成長したい」という覚悟で、遠くから来た気持はみんな同じでした。

この9ヶ月は「書く事」のための技術を身につける時間だけではなく、「科学技術コミュニケーションとは何なのか」を真剣に考える貴重な時間でした。自分の可能性をもっと伸ばすように素晴らしい機会を設けてくれたCoSTEPや一緒に努力した仲間たちに感謝します。たとえ修了式には行かなかったが、今の嵐が過ぎた後、この大事な縁を長く育ててさらに豊かな花を咲かせる時を待ってみます。

孟 美仙(選科B) 
科学編集者