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コミュニケーション実践あるのみ

2013.4.1

コミュニケーションは実践あるのみ。私はCoSTEP受講中に、このことを強く実感しました。

私は、あまりコミュニケーションを得意とする方ではなく、どちらかというと人見知りし人と話す機会を避ける傾向にありました。そのことに劣等感を持っていた私は、CoSTEPのポスターを見つけ受講を決心しました。また、挑戦したからには色々な経験をしようと思い、ライティング・編集実習では北大広報誌リテラポプリ特別号の編集長を担当したり、サイエンスカフェ実習ではディレクターを担当したりと、リーダーの役割にもチャレンジしてみました。

それらの活動は私にとって今までにない新鮮なコミュニケーションの場でした。例えば、受講生同士の話し合いでは、年齢も職業も違う人同士が議論しあうことになります。また、広報誌の取材やサイエンスカフェのゲストの先生との話し合いでは、初対面の人と限られた時間で適切にコミュニケーションをとらなければなりません。いずれも大学での私の生活にはないものばかりで、正直なところ失敗の連続でしたが、失敗から学ぶことこそが良いコミュニケーションを習得する最大の近道なのだと実感しました。

そもそも、コミュニケーションには正解はありません。失敗しながらも実践を通して自分にとっての最適な方法を学んでいくしかないのだと思います。CoSTEPという場で学んだからこそ、失敗を恐れずに思い切ってコミュニケーションの実践にチャレンジできたのだと、今では感じています。

北野慈和
北海道大学大学院工学院環境フィールド工学専攻修士課程1年