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85サイエンスカフェ札幌「ラベルのない細胞から見る食肉」を開催しました

2015.12.24

12月6日に行われた、第85回サイエンス・カフェ札幌「ラベルのない肉~細胞から見る食肉~」終了後に実施したアンケートの結果をご報告します。(活動報告①はこちらをご覧ください)

石宮聡美・北海道大学生命科学院修士1年 / CoSTEP 11期生 対話の場の創造実習

今回のカフェは「食肉そのものを見つめよう」というコンセプトのもと企画を行いました。アンケートの回答者数は51名、回収率は57%でした。

【アンケート結果】

質問 1:カフェに参加したことにより食肉を購入するときの視点は変わりそうですか。

質問1では、カフェに参加したことによる食肉を購入する際の視点変化の有無を尋ねました。66%の方が「変わりそう」「やや変わりそう」と回答しました。一方で「あまり変わらなさそう」「変わらなさそう」と回答した方からは、「もっと西邑先生の研究の話を聴きたかった」「食べたりなかった」という意見をいただきました。これらの意見を踏まえて、決められた時間の中で参加者の期待に沿いながらより伝わりやすい内容構成をとれるよう、今後検討したいと思います。

質問 2:カフェの内容を通じてお肉が細胞からできているということの理解は深まりましたか。

質問2では、食肉が細胞からできているということへの理解度を尋ねました。90%の方が「深まった」「やや深まった」と回答しました。そのうち、8割の方から「先生の解説が分かりやすかった」という意見をいただいたことから、西邑先生のお話やスライドが参加者の理解の助けにつながったと考えています。また、7割の方から「受講生が作成したブロックを使った映像は内容理解の助けになった」という意見をいただきました。ブロックを使った映像の上映は、食肉を模して視覚化する試みであり、半数以上の方の理解の助けになりました。

 

質問 3:カフェのまとめで、新しいラベルを書くことができましたか。

カフェの最後には、始めにはがしたラベルを貼り直すワークを行いました。カフェを通じて、これまで何気なく生活の中に組み込まれていた食肉を科学的に見直してきました。このワークは、それにより新たに生まれた、あるいは改めて感じた価値観を共有する意図で実施しました。最終的に48枚のラベルが集まり、味や見た目について、食肉そのものについてなど、様々な意見が寄せられました。しかし、「ラベルを書くことができた」方は回答者の半分にとどまりました。これは、会場スタッフの説明不足によりワークの意図を参加者にきちんと伝えられなかったことが原因と考えています。

最後になりましたが、アンケート回答者の8割の方から「カフェの内容を身近な人に伝えたくなった」という意見をいただきました。今回のカフェが食肉についての対話の場の基礎となることが出来たならば幸いです。

アンケートに回答してくださった皆様、ありがとうございました。