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2016年度受講説明会を開催しました

2016.4.9

北海道大学・科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP・コーステップ)の受講説明会が2016年4月9日に開催されました。33名もの方が参加され、CoSTEPスタッフの説明に熱心に耳を傾けてくださいました。

当日の配付資料はこちらよりダウンロードできます。

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※プレイリスト(右側の項目)が表示できない場合(iOS等、一部のモバイルデバイス)、こちらへアクセスしてください。

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●CoSTEP受講生応募スケジュール 
 申込の受付 2016年4月1日(金)~4月18日(月)正午 
 面接日時の発表(本科のみ)  4月21日(木)18:00
 面 接(本科のみ)      4月23日(土)または4月24日(日)
 合格者の発表(本科・選科)  4月27日(水)18:00
   授業の開始:5月14日(土)13:00~18:00
 応募フォームはこちら

※募集に関するお問い合わせは、メールでCoSTEP事務室まで。

  office[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp([at]を「@」に変えてお送りください)。
※プレイリストがうまく表示されない方は、ブラウザの表示サイズを変更してみてください。

 あるいはブラウザそのものを変更するか、以下のリンクから御覧ください。

                                        松王 政浩 CoSTEP代表/理学研究院教授
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■受講生説明会後の質疑応答

Q:選科の合格率はどのぐらいですか?

A:応募者数が毎年おおきく変わるので一概には言えません。ただ、学力試験ではないので倍率はあまり気にする必要はありません。CoSTEPで何を学びたいか、受講後にどう活かしたいかを明確に書いていただければ結構です。また、本科と選科は併願できます。

Q:水曜日の本科演習と大学院の授業が丸々重なってしまいます。代替措置はありますか?

A:演習への出席が本科修了要件のひとつであるため、残念ながら代替措置はとれません。選科の受講をおすすめします。

Q:専業主婦で育児中なのですが、過去に両立できていた受講生はいましたか?

A:過去に数人いらっしゃいました。みなさん工夫したり周囲に協力してもらいながら受講されていました。

Q:仕事の都合で、水曜日の本科演習にどうしても毎回少し遅刻することになるのですが、大丈夫ですか?

A:原則は遅刻厳禁ですが、やむを得ない場合は担当講師に相談や質問をするなどして、カバーすることは可能です。

Q:選択演習の開講時期はいつですか?

A:「ファシリテーション演習」は7/16(土)を予定しています(募集要項参照)。また、ライティングについては「プレスリリース作成演習」と「記者会見演習」を予定しています。日程は5月中旬の開講式頃にお知らせします。

Q:本科ライティング・編集実習と選科B集中演習で、内容に重複はありますか?

A:講義を除いて重複はありません。また、本科ライティング・編集実習では成果物を公に発信することを前提としていますが、選科B集中演習は基本的にクローズドな学びの場である、という違いがあります。

Q:モジュール課題の回数と内容について詳しく教えて下さい。

A:モジュールは7つあるので、課題は7回提出していただきます。各モジュールの理解を深めるためのまとめレポートですので、特に調査などは必要ありません。だいたい500字以内です。

Q:車で通いたいのですが、土曜日でも入構証は発行されますか?

A:入構証は年中無休で発行されます。所定の用紙に記入のうえ、出構時にゲートで300円払ってください。

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■修了生座談会

本科・グラフィックデザイン実習を受講された苫米地由香さん(生命科学院・M2)。

CoSTEPで得たものは?「社会とつながる手段」

ーーー私は新渡戸スクールとCoSTEPを同時に受講していました。両立は大変でしたが、それぞれのプログラムで自分が得たいことを明確にし優先順位をつけて臨むことで、効果的な学びを得ることができたと実感しています。

 

本科・映像メディア実習を受講された中島洋治さん(社会人・トマト農家)。
CoSTEPで得たものは?「戦う勇気」

ーーートマトの魅力を何百回も話すより、映像なら3分で伝わります。また、Webデザインの演習ではセルフブランディングの大切さを知り、他人のマネでなく、自分らしさを前面にアピールしていこうという勇気を得ました。

本科・対話の場創造実習を受講された平山悟史さん(生命科学院・D2)。
CoSTEPで得たものは?「新しいスタートライン」

ーーーサイエンス・カフェ札幌をはじめ、サイエンスイベントをいくつか企画・運営するなかで、「伝え方」には方法がいくつもあるんだ、ということを学びました。これからも積極的にサイエンスイベントに参加していこうと思っています。

本科・対話の場創造実習を受講された藤井瑞季さん(歯学研究科・D2)。

CoSTEPで得たものは?「知識・技術の生かし方をつまみぐい」

ーーー日本は、学生と社会人との接点が少なく世代間ギャップが大きいですが、CoSTEPではそのギャップを超えた活動ができます。修了生同士のつながりもとても強いので、さらなる活動に活かしていきたいです。

選科Bを受講された奥聡史さん(農学院・D1)。

CoSTEPで得たものは?「伝えるだけじゃない○○」

ーーーサイエンスライティングは孤独な作業だと思われがちですが、集中演習では、ピアレビューしながらみんなで作り上げる共同作業でした。伝えて終わり、ではなく、そこからどんな展望を描くかまでを考えることの大切さに気付きました。

選科Aを受講された芹沢領さん(農学院・M2)。

CoSTEPで得たものは?「発信できる自信」

ーーーCoSTEPを受講する前は、社会への発信の場といえばオープンキャンパスぐらいしかありませんでした。ですが、初対面の人と仲良くなるところからイベント開催までを3日間でこなす、という経験をしてみて、新たな発信の手段と自信を身につけることができました。

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■修了生座談会後の質疑応答

Q:本科の正規の講義・実習以外に、拘束時間はありましたか?

A:拘束時間は基本的には正規の時間のみでした。イベントの準備などのために時間外に集まることはありましたが、皆で相談して日程を決めることができました。安心してください。

Q:もう一度、CoSTEPを受講したいと思いますか?

A(選科修了生):今のところ研究や就職活動に専念したいですが、時間が許せば今度は本科を受講したいです。

Q:CoSTEPで学んだことは今すでに役に立っていますか?

A(本科グラフィックデザイン班修了生):学内ポスター作成の依頼を受けたり、自身のプレゼンスライド作成に活かしています。

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■4月6日開催 受講生説明会後の質疑応答

Q:本科を受講希望の場合、実習を選ぶタイミングはいつですか?

A:応募時にフォームから選択してもらいます。

Q:実習班はどのように決定するのですか?

A:書類と面接の審査評価をもとに、定員や専門分野などのバランスを考慮して総合的に判断します。

Q:学部生でも応募資格はありますか?

A:あります。例年、1~2名の学部生が受講しています。選考にパスすればまったく問題ありません。意欲と能力を最重要視します。

Q:今年本科を受講後、来年選科を受講することは可能ですか?

A:可能です。同様に、今年選科→来年本科も可能ですが、選科→選科、もしくは本科→本科というように同じ科を2度以上受講することはできません。

Q:選科集中演習AとBの両方を受講できますか?

A:できません。効果的な学びを得るための適正人数として定員を設定しているためです。ただし、選択演習を受講することで、類似のテーマを学ぶことは可能です。

Q:仕事があるため、本科と選科どちらに応募するか迷っています。将来、科学技術コミュニケーションに関する職業に就きたいのですが、選科でも十分な力がつきますか?

A:もちろん選科でも十分可能ですが、やはり本科のほうが学びが大きいです。科学技術コミュニケーションに携わる意思がかたまっているならば、本科をおすすめします。

Q:所属する実習以外の実習に参加するチャンスはありますか?

A:実習のかけもちはできませんが、複数の実習班で1つのプロジェクトを企画するなど、実習班同士のコラボレーションは十分可能です。

Q:土曜日以外に実習を行なうことはありますか?

A:イベント準備などのために、必要に応じて規定時間外に集まることがあります。日時などは各実習班内で話し合って決めてもらえれば結構です。

Q:授業などの都合で本科演習に出席できない場合、代替措置はありますか?

A:決まった方法は用意していませんが、希望があれば考慮します。適宜、担当教員と相談のうえ相当の課題をこなしてもらうなど、忙しい中でも学ぼうという意欲をできるかぎり尊重します。

Q:出張等で講義や実習に参加できないとき、それを補う方法はありますか?

A:ふだんから信頼関係を築けていれば、受講生同士で融通をきかせてどうにでもなります。多忙を武器にしましょう。

Q:これまでの修了生はどのような職業に就いていますか?

A:おもにマスメディア、出版社、研究機関の広報、URA、科学館、教育産業などです(パンフレットを参照)。理系大学院生がキャリアチェンジして上記のような職業に就くケースもあります。また、入社面接にも役立っているとききます。

Q:受講中、PCやソフトを借りることはできますか?

A:できるだけ用意しています。

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