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CoSTEP修了式公開シンポジウム「地域が耕すサイエンス ~北のまちから始まる持続可能な未来への挑戦~」を開催します

2019.2.13

【日 時】2018年3月9日(土)13:30~16:00(開場・受付 / 13:00)

【場 所】北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2F レクチャーホール(鈴木章ホール)

【参加費】無料・申し込み不要

サイエンスの語源の一つだと考えられている、ラテン語の「scientia」は知ることという意味だそうです。何かを知るという行為は、決して研究室の中だけに留まる行為ではありません。顕微鏡から飛び出し、書籍からこぼれ落ちた「サイエンス」が世界には溢れています。そう、「サイエンス」は地域の中にも。これからの産業、持続可能な生活、危機に折れないまちづくり、地域の中での試行錯誤から新しい「サイエンス」が生まれています。

このシンポジウムでは、3人の「サイエンティスト」をお呼びしました。一人目は、美深町と連携してチョウザメの陸上養殖の産業化に取り組んでいる北海道大学教授の都木さん。二人目は、林学を林業に実装化するために、厚真町に飛び込んだ厚真町役場の宮さん。そして三人目は、環境と暮らしという観点から地域行政に取り組む、下川町議員の奈須さん。みなさん、それぞれの立場から、データを検討し、システムを開発し、そして実践を批判的に分析しながら、新しい知を生み出されています。

地域で耕される「サイエンス」、このシンポジウムではその耕し方について、みんなで考えていきます。

【登壇者紹介】

(左から)

都木靖彰さん (北海道大学大学院水産科学研究院教授,元国際教育室長)

美深町をフィールドに,チョウザメ養殖の実用化,特にチョウザメの加工残渣(頭や内臓など食べられない部分)に含まれるコラーゲンの有効活用技術開発にいそしむ。水産科学研究院の国際的教育を推進する組織である国際教育室の室長として,国内外のフィールドで学ぶ短期集中コースの立ち上げに関わった。

宮久史さん(厚真町役場 産業経済課兼まちづくり推進課)

岩手県出身。北海道大学大学院農学院博士課程修了後、札幌のNPOの職員を経て厚真町役場へ。林務職員として地域の森林資源の持続可能な管理や野生鳥獣対策等を担当。2016年からは「厚真町ローカルベンチャースクール」事業なども手掛け、人と知恵と経済の新しいつながり作りにも取り組んでいる。

奈須憲一郎さん(NPO法人森の生活ファウンダー、下川町議会 議会運営委員長

北海道大学大学院農学研究科修士課程修了林学修士。持続可能な社会のコンパクトなモデルを作ろうと1999年に北海道下川町へ移住して以来、役場職員(町長特命事項担当)、NPO法人森の生活設立、下川町議会議員(2期)、兼業シュフで2児の子育て、個人事業主(ボードゲーム作者)…と様々な立ち位置を経験し、20周年。最近の話題は、ボードゲームを遊べる&買えるお店「あそべや」を不定期営業。

【コーディネーター】

西尾直樹(北海道大学 CoSTEP 特任助教)

【プログラム】

13:00 開場/受付

13:30 【第一部】地域で耕すサイエンス ~種をまこう~

●イントロダクション これまでの「まちづくり」の流れの振り返り(CoSTEP:西尾)

●事例① 陸上養殖と水産学部の地域実装 都木靖彰さん

●事例② 厚真町 ローカルベンチャー:復興と創生をつなぐ架け橋 宮久史さん

●事例③ 下川町 森と地域の共生を通してSDGsな地域づくり 奈須憲一郎さん

15:00 【第二部】パネルディスカッション ~収穫しよう~

16:00 閉会

※同日午前9時より、2018年度CoSTEP成果発表会を開催します。

1年間の学びの成果をポスター発表、午前10時からはステージ発表としてお届けします。

※シンポジウム閉会後には、CoSTEP14期生の修了式も行います。

こちらもぜひ、おこしください。

主催:北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 

   科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)

共催:北海道大学 物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム