イベント

CoSTEP修了記念シンポジウム「ひらいて、むすんでサイエンスコミュニケーションはなぜ必要なのか〜」を開催します

FIN
2023
3/4

【日 時】2023年3月4日(土)13:00~15:00(開場・受付 / 12:30)
【場 所】北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2F レクチャーホール(鈴木章ホール)
【参加費】無料(申し込み不要、先着100名)
【開催形式】対面及びオンラインによる実施
【主 催】北海道大学大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター CoSTEP

ご視聴ありがとうございました。

アンケート

科学技術と社会との間をつなぐサイエンスコミュニケーション、そのつなぎ手となるのがサイエンスコミュニケーターです。2000年代初頭、日本では北海道大学CoSTEPをはじめ、全国各地でサイエンスコミュニケーターを育てる取り組みが始まりました。

それから早20年、サイエンスコミュニケーターは社会でどのような活動を展開していったのでしょうか。これまでを振り返ると、研究の魅力を伝える活動から先端科学の課題をめぐる対話まで、実に多様なサイエンスコミュニケーションが実施されてきました。その結果、その意義を一言で定義できなくなったことも事実です。

本シンポジウムでは、サイエンスコミュニケーターの養成に関わってこられた方々をお招きし、これまでの活動と各々が見る今のサイエンスコミュニケーションの可能性と課題について語ってもらいます。多様に広がったサイエンスコミュニケーション、その広がりの中で互いがつながる点をディスカッションの中で見つけていきます。さて、サイエンスコミュニケーションはなぜ必要なのでしょうか

【登壇者プロフィール】

川本思心さん

北海道大学CoSTEP部門長/理学研究院 准教授。2005年、CoSTEP(第1期選科)修了。2007年、北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年より東工大研究員、2008年より同特任助教。2013年CoSTEP特任講師を経て2014年4月より現職。

水町衣里さん

大阪大学ELSIセンター /COデザインセンター准教授。大学院生の時に「科学コミュニケーション」というキーワードに出会い、以降、サイエンスカフェや高校生向けの実験教室、市民参加型ワークショップなど、科学技術に関わる多様な対話の場の企画・運営に関わってきた。

小川達也さん

独立行政法人国立科学博物館主任。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程修了(学術修士)。東京大学科学技術インタープリター養成プログラム第6期修了生。地域の科学館での勤務を経て、2016年に独立行政法人国立科学博物館に入職。国立科学博物館EduTuberとしてYouTube上で学習コンテンツを配信中。

白根純人さん

科学コミュニケーション研究所代表/CEO。東京大学教養学部生命・認知科学科卒業後、大学、ファンディングエージェンシー、シンクタンクに勤務し、2016年に科学コミュニケーション研究所(共同代表 田原敬一郎)を設立。

司会:高知尾 理さん

株式会社スペースタイム スタッフ。東日本大震災を機に科学コミュニケーションを知り、CoSTEPを受講(10期選科A)。日本科学未来館、ひだ宇宙科学館カミオカラボの科学コミュニケーターを経て2021年10月からスペースタイムに所属。拠点は飛騨市。博士(理学)。

【プログラム】

13:00-13:10 開会のあいさつ
13:10-13:25 北海道大学CoSTEPの取り組み(川本さん)
13:25-13:40 大阪大学の取り組み(水町さん)
13:40-13:55 国立科学博物館の取り組み(小川さん)
13:55-14:10 科学コミュニケーション研究所の取り組み(白根さん)
14:10-14:50 パネルディスカッション「サイエンスコミュニケーション、ひらいて、むすんで」
14:50-15:00  閉会のあいさつ

※同日午前10時より、2022年度CoSTEP成果発表会を開催します。1年間の学びの成果をステージ発表、またポスター発表としてお届けします。こちらもあわせてご参加ください

2022年度CoSTEP成果発表会

更新日2023.2.14