連携教育

CoSTEPは学内外の機関と連携し、教育を実施しています。

高大連携

CoSTEPは、高大連携の一環として、文部科学省から科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校に指定されたスーパーサイエンスハイスクールの運営指導や、課題研究の指導助言を行なっています。

北海道大学大学院 理学院自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座

北海道大学は2006年4月、大学院理学院の自然史科学専攻に「科学コミュニケーション講座」を開設しました。国内初の大学院正規課程における科学(技術)コミュニケーションの本格的な講座です。CoSTEPでは、大学院「科学コミュニケーション講座」と密接に連携しながら教育を展開していきます。受講生はCoSTEPでの授業と、大学院の授業とを効果的に結びつけ、理論と実践の両面から効率的に学ぶことができます。

科学コミュニケーション講座の修士課程・博士課程で学ぶ方は、同講座に置かれる以下の4つの研究室から所属先を選ぶことができます。

  • 科学技術コミュニケーション研究室
    川本 思心(准教授)
  • 科学基礎論研究室
    松王 政浩(教授)
  • 博物館教育学研究室
    湯浅 万紀子(教授)
  • STEAM教育研究室
    池田 文人(教授)、岩間徳兼(准教授)、石川奈保子(准教授)
  • メディアコミュニケーション研究室
    重田 勝介(教授)、杉浦真由美(准教授)、山本堅一(准教授)、藤岡千也(助教)

北海道大学大学院 教養深化プログラム

教養深化プログラムは、人文社会科学諸分野の総合的な学修および文理融合・学際的な学修を通じて、課題を発見し解決する力、俯瞰する力、複合的に考え正しく伝える力、行動する力を修得し、専門知識を実社会で役立てる実践力の向上を目指しています。CoSTEPの教員は教養深化プログラムに教育スタッフとして協力しています。

北海道大学 学芸員科目

学芸員資格の取得にかかる学芸員科目の分担教員としてCoSTEPのスタッフが関わっています。

北海道大学DX博士人材フェローシップ

北海道大学DX博士人材フェローシップは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に基づき、我が国の科学技術・イノベーションを発展させ、重要課題を創造的に解決して未来を拓く力量を持つ卓越した博士人材を育成することを目的とします。このため、本学大学院に所属する博士後期課程及び博士課程の学生に対して、研究奨励費(生活費相当額)及び研究費を支給することで研究に専念できる環境を提供し、研究力の向上を図るとともに、「世界の課題解決に貢献する北海道大学」の実現に向けて、我が国におけるSociety 5.0実現のための社会変革の原動力となり得るDX改革を牽引する研究人材を育成することを目的とします。北海道大学DX博士人材フェローシップ4の採用選考にあたっては、CoSTEPの受 講生・修了生であることがプラスに評価されます。

北海道大学 物質科学フロンティアを開拓する Ambitiousリーダー育成プログラム(ALP)

北海道大学大学院総合化学院、生命科学院、理学院、工学院、環境科学院のほか電子研附属社会創造数学研究センターが連携してカリキュラムを運用する、北海道大学 物質科学フロンティアを開拓する Ambitiousリーダー育成プログラム(ALP)は、グローバルリーダーに必要な、圧倒的専門力、俯瞰力、フロンティア開拓力、国際的実践力、内省的知力の5つの力を獲得することを目指しています。CoSTEPはALPの人材育成に協力しています。

地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム

北海道大学URAステーションが立ち上げた、地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラムは、自身の研究や大学での学びを自らのアイディアにより発展的に展開する調査、研究を軸として、北海道の地域社会や団体と連携しながら、現場地域(フィールド)において課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援します。CoSTEPは地方学の運営に関わっています。