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2026年度 北海道大学CoSTEP公開シンポジウム「スッキリしない開講式——「もやもや」から始める学問と科学技術コミュニケーション」を開催します

SOON
2026
5/9

すぐには言葉にならない違和感や、整理しきれない思考——いわば「もやもや」。すっきりしないまま抱え続けるのは、決して心地よいものではありません。それでも、それは本当に解消すべきものなのでしょうか。現代社会では「課題解決」や「成果」が強く求められ、科学技術コミュニケーションの現場でも、わかりやすく伝えることや、早く答えを届けることが期待されがちです。しかし、学問やサイエンスコミュニケーションの出発点には、答えのない問いや違和感があるのかもしれません。

2026年度CoSTEP開講式では、学問論・大学論を専門とする宮野公樹さん(京都大学 学際融合教育研究推進センター 准教授)をお招きし、「スッキリしない開講式——『もやもや』から始める学問と科学技術コミュニケーション」を開催します。宮野さんは、答えを出すことよりも、問いを持ち続けることの意味を語り続けてきました。

公開シンポジウムでは、「問いとは何か」「なぜ私たちは答えを急いでしまうのか」といったテーマを手がかりに、科学や研究を社会に伝えるとはどういうことかについて考えます。言葉にならない「もやもや」を出発点に、学問と科学技術コミュニケーションの可能性について、一緒に考えてみませんか。

日 時:2026年5月9日(土曜日)13:00-14:40(開場12:45)
場 所:北海道大学 札幌キャンパス 総合教育棟(旧・高等教育推進機構) 1F Sky HALL
北海道札幌市北区北17条西8丁目
講 師:宮野 公樹(みやの なおき)さん
参加費:無料
定 員:150名(本公開シンポジウムは2026年度CoSTEPの開講特別プログラムの一部であり、一般の方にも公開しています)

 

宮野 公樹(みやの なおき)さん

京都大学学際融合教育研究推進センター准教授、兼任:国際高等研究所主任研究員、一般社団法人STEAM Association代表理事、他。

1973年石川県生まれ。博士(工学:立命館大学)。学問論、大学論(かつては金属組織学、ナノテクノロジー)。総長学事補佐、文部科学省学術調査官の業務経験も。2008年日本金属学会論文賞等の複数の学術系表彰の他、2026年内閣府主催第8回日本オープンイノベーション大賞にて日本学術会議会長賞受賞も。2022年から日経STEAMアドバイザー。著書「学問からの手紙」(小学館)、「研究を深める5つの問い」(講談社ブルーバックス)、「問いの立て方」(ちくま新書)、他。2025年5月、NHKによる7ヶ月間の密着取材がドキュメンタリー番組となって放送(ETV特集「ねちねちと、問うーある学者の果なき対話ー」)。


更新日2026.4.20