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ラジオ170FMコミュニティ放送最終回特集

2010.3.10

 

◆コミュニティFM(三角山放送局)による放送が最終回を迎えました

今回2010年3月12日放送の「かがく探検隊コーステップ」をもって、コミュニティFM、三角山放送局からの番組は最終回となりました。

2005年10月から続いてきたこの放送が終わるのは非常に寂しいですが、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットが2010年4月から新しい組織体制に変わるため、いったんこれまでの活動をリセットすることになりました。

これまで札幌市内で三角山からのFM放送を聞いていただいた皆さん、受講生による拙い放送を暖かく見守ってくださり、本当にありがとうございました。

しかし、ポッドキャストの配信やインターネットによる公開はこれからも継続していきますので、札幌市内の皆さんはこれからもインターネット環境で「かがく探検隊コーステップ」をお楽しみいただけるとうれしいです。

◆隈本邦彦客員教授とCoSTEP3期生にインタビュー

そこで、今回は最終回を記念して特別番組としました。北海道大学CoSTEPの教育プログラムにおいて、ラジオ番組制作を取り入れ実践されてきた隈本邦彦客員教授を、久しぶりに北大のスタジオにお呼びしました。

久しぶりにスタジオに入る隈本邦彦客員教授

隈本先生はどのような思いで、この番組を始めたのでしょうか。NHKから転身した隈本先生以外は、全員が素人という状況で、数多くの苦労があったと思います。しかし一方で、逆にゼロから作り上げていく楽しさもあったのではないでしょうか。その辺りをインタビューしました。

隈本先生のトークは本当に上手で、5期生一同、感激していました。常に一歩先を読んで、絶妙な間をとって話してくださり、内容も非常に分かりやすい、まさにスタジオトークとはかくあるべし、という見本を今更ながら目の当たりにしました。

CoSTEP3期生、左から相沢さん、藤井さん、北田さん

今回は隈本先生から直接指導を受けたCoSTEP3期生にもスタジオに来ていただきました。「研究室に行ってみよう」や「今週の原始くん」など、当時のコーナーを振り返り、思い出話に花が出来ました。参加してくださったのは、北田薫さん、相沢佐矢子さん、藤井哲之進さんです。お忙しいところ、土曜の朝から来てもらってとてもうれしかったです。

久しぶりのメンバーで

皆さん、どうもありがとうございました!

◆最後のFM放送の収録

最後の放送の担当ディレクターは、ケロこと毛呂達(さとし)さんです。司会はケロさんとカッキーこと、柿本恵美さんがつとめました。またマッチこと、近藤奨(つとむ)さんと、よっしーこと、三原義広さんも入って全員で今期のラジオ班の活動を振り返りました。またメンバー全員で合唱した秘蔵(?)の「アメイジンググレイス」も放送させていただきました(失礼)。

本番に参加できない5期生のムラリンこと村松慎也さんと、ナナピーこと川島奈那子さんには、事前に感想をもらいました。そして最後はついに5期生の実習担当教員の早岡(わたし)も登場です。

いつも偉そうに収録ブースの外から指導していたはずが、ブースの中で小さくなっておどおど話してしまい、見事にエンディングでそのことを突っ込まれました。収録と編集担当の滝沢麻理さんに編集でカットするよう指示しましたが、あっさり断られ、そのまま放送の運びとなりました。

皆さん、最後のFM放送お疲れ様でした!

(文責:早岡 英介)