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日本科学未来館を訪れ、意見交換会を行いました

2017.4.28

一年の学びを終えたばかりのCoSTEP修了生達(12期生)が、3月25日(土)に、お台場にある日本科学未来館を訪れました。国立の科学館の一つである日本科学未来館(以下、未来館)ですが、東京に位置しながらもCoSTEPとの繋がりがいくつかあります。館長である毛利衛さんは北海道大学の出身であり、一昨年度にはCoSTEP講義の特別ゲストとしても登壇されました。また、未来館の科学コミュニケーターやボランティアとして活動しているCoSTEPの修了生もおり、現在CoSTEPスタッフの古澤輝由も、以前未来館に所属していたのです。

今回のツアーの目的は、科学技術コミュニケーションの一つの実践の場である未来館を、CoSTEPのプログラムを修了した視点で、見て、体感すること。そして、等しくして「科学コミュニケーション」というフィールドで活動する者同士、意見交換や交流を通して、ネットワークを構築することでした。

(総勢19名の大所帯でした)

(CoSTEP12期の松永さんは未来館でボランティアとしても活躍しています)

(科学コミュニケーターの方々と対話をしながら、館内を巡ります)

(展示をきっかけに受講生同士で対話を深めていきます)

(再生可能エネルギーのワークショップを行っていた科学コミュニケーターは、CoSTEP10期の高知尾さんでした)

(未来館には実際に研究を行っているラボも併設されています。これは有機薄膜太陽電池の研究室での一コマ)

(HONDAのパーソナルモビリティ、UNI-CUBに乗る面々も)

館内を堪能した後は、未来館とCoSTEPそれぞれの科学技術コミュニケーション活動の紹介、意見交換を行いました。未来館の紹介をしてくれた科学コミュニケーターはCoSTEP11期の坪井さん。CoSTEPでの経験が、未来館での活動にも活きていると語ってくれました。

(CoSTEP修了生の科学コミュニケーター坪井さんが未来館を紹介)

(そして元未来館科学コミュニケーターの古澤がCoSTEPを紹介)

今回の参加者の中には、以前から未来館が好きで通っていた、という受講生も何名かいました。しかし、CoSTEPでの一年の学びを終えたからこそ気づけた、新たな発見がたくさんあったそうです。「解説」ではなく「対話」にしたいという意識、手法。そして「問い」が持つ力。改めて科学技術コミュニケーションと向き合うことのできた良い機会となりました。

今回の経験を一つのきっかけとして、科学技術コミュニケーションの実践者としてそれぞれのフィールドで活躍していってください。


(合同の交流会。この横のつながりが、また新たなつながりを生むことを願って)