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アノオンシツ記者会見を行いました

2021.9.24

北海道大学は毎月、定例記者会見を行っています。第5回となる2021年9月は、CoSTEPと北方生物圏フィールド科学センターが共同で主催しているアノオンシツプロジェクトをテーマにした記者会見が行われました。緊急事態宣言のことを踏まえ、オンライン開催となりました。

アートを通した自然との付き合い方,「アノオンシツ」プロジェクト

記者会見は 吉見宏理事・副学長の進行で、佐藤冬樹北方生物圏フィールド科学センターセンター長、林 忠一同センター企画調整室長、川本思心CoSTEP部門長の参加の上、プロジェクトの説明はプロジェクト代表の朴炫貞がつとめました。


吉見宏 / 理事・副学長


佐藤冬樹 / 北方生物圏フィールド科学センターセンター長


林忠一 / 北方生物圏フィールド科学センター企画調整室長

川本思心 / CoSTEP部門長


朴炫貞 / CoSTEP 特任講師、アノオンシツ 代表

 

北大の中でまだ利用されていない資源に着目して、アートの軸で価値つけていく本プロジェクトは、現代アートの専門部署がない北大において、学内連携で進めることが特徴です。また、北海道大学の今をアートで記録/表現することで、同時代のアートを意味する現代アートを身近で感じられます。

代表的な事業として、跨道橋の撤去に合わせた二つの企画を説明しました。一つ目は市民が持っている橋の記憶を集める「さよなら、あの橋」、二つ目は撤去工事のため伐採した木材を家具作家とコラボしてオリジナル椅子を制作することで活用する「札幌の木、北海道の椅子展 2021」です。今回撤去する跨道橋は、1972年札幌冬季オリンピックに向けて石山通りをつくる時、当時北大キャンパスの敷地に道を通すことになったため、分断されるキャンパスをつなぐために建てた跨道橋です。半世紀余りの歴史を経て撤去することに当たって、無くなるものと、残していくことについて、多様は方法でアプローチする企画です。

学内・学外と繋がりながら、自然との付き合い方について考えるアートプロジェクト、アノオンシツ。今後のプロジェクトにもご期待ください。

*記者会見の資料はこちら
*写真は広報課提供