CoSTEPが制作協力する新番組「FRONTIER SPIRIT RADIO With 北海道大学」 FMノースウェーブでスタート
10月7日(土)午後4時15分から、北大の研究者のインタビューを中心にした新番組「FRONTIER SPIRIT RADIO With 北海道大学」がスタートしました。研究者の人選や取材、録音、番組内で紹介するトピックスの取材などをCoSTEPの受講生が担当しています
この番組はCoSTEPのラジオ実習で放送している番組「かがく探検隊コーステップ」の「研究室に行ってみよう」をベースに、DJの片岡香澄さん(左の写 真)が、北大の研究者(主に理学研究院を中心とする理系研究者)にインタビューをするというものです。
毎週土曜日の午後4時15分から、FMノースウェーブ(札幌地区82.5MHz・旭川地区79.8MHz・小樽地区82.1MHz釧路地区 80.7MHz)で30分間放送されます。
番組名の由来は、日夜真理を探究する北大の研究者の話には、明治時代以来の開拓者精神( FRONTIER SPIRIT ) が脈々と受け継がれているに違いないということからです。
話の中身は各分野の研究の最前線、でも超ブンカ系DJの片岡さんの質問にやさしく答えてくださる先生たちのお話は、分かりやすく楽しく、それに「へえ〜」 や「なるほど」でいっぱいです。
第1回のゲストは理学研究院の栃内新助教授。
生物学が専門の栃内先生は、アフリカツメガエルという後足にツメがある特別なカエルを使って、動物の再生や生殖についての研究をされています。
アフリカツメガエルのメスは、妊娠した人間の女性の尿を浴びると、尿の中のヒトの女性のホルモンに反応して卵を産み始めるそうです。
またカエルたちは、オタマジャクシから親のカエルになっていく過程で、次第に再生能力が失われていくことや、切っても切ってもその数だけ再生してくるとて も不思議なヤマトヒメミミズのお話なども登場しました。