CoSTEPの活動10周年おめでとうございます。

科学もデザインも我々の暮らしの中に多く関わっている割には、よく知られていないのが現状です。それは両方とも分野が多岐にわたっており、専門的な知識が必要なので、どうしても漠然としてしまうのではないでしょうか。

自分はデザイン分野の中でもグラフィックデザインを長くやっており、一番大切にしているのは、ビジュアルやコピーなどを用い、正確に伝えるだけではなく、描かれたものの中に内在するプラスαの情報を大切にしています。つまり、見た人が受けた感動や考える時間をもって頂く事にあります。コミュニケーションに感情を加えることに近いと思います。

CoSTEP（科学技術コミュニケーター）が10年間で行なって来た事は、子供たちが、「難しそう、解らない」から「楽しい、分かり易い」と目を輝かせる大事な活動であり、将来の科学者への扉を開けてくれるものです。これからもさらなる活動に期待しております。