2015 CoSTEP10周年
CoSTEP私史|杉山滋郎

2. 挑む27.
アニマムービープロジェクト

私も2008年ころ、Macを使ってみたいというのが主たる動機で、簡単なビデオカメラ(三洋電機のXacti)で動画を撮り、MacのPCにプリ・インストールされている編集ソフトiMovieを使って切ったり貼ったりしていた。

そんなとき早岡 英介さんが、「デジカメで撮ったムービーでもそれなりの作品を作ることができる。ふつうの研究者は、本格的にやらず、そうした作り方ができれば十分ではないか」といったようなことを言っていた。実際、サンプルとして作ったものを見せてもらうと、なかなかスゴイ。(のちには、早岡さんはプロだからスゴイのができる、とわかるのだが。)

そこで2009年度、学部1年生向けに「北海道大学のいまを知る」を開講し、デジカメを持って学生たちと研究室を訪問、映像作品を作るという授業を早岡さんといっしょに始めたⅹⅹ。けっこういい作品ができたのに気をよくし、「ビデオ作品で研究を紹介する」というムーブメントを学内に作り出せないかと夢を抱いて、投稿を受け付けるウエブサイトを「アニマ・ムービー・プロジェクト」として立ち上げた。(でも投稿は、いまだにゼロ。)

この授業は、2012年度まで4年間つづけた。その間の作品群は、いまもCoSTEPのウエブサイトで見ることができるⅹⅺ

私自身、この授業を実施する過程で、映像編集について多くのことを学んだ。討論型世論調査のときに情報提供用のビデオを作ることができたのも、こうした体験をしていたおかげである。CoSTEPでは、その気になればスタッフも大いに学ぶことができる、その一例であろう。

ⅹⅹ この授業のコンセプトなど詳細については、別稿を参照されたい。http://hdl.handle.net/2115/39301

ⅹⅺ http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/past_costep/anima/