2. 挑む26. 映像作品の制作
映像作品の制作を実習コースとして本格的に授業に取り入れたのは、2008年度からである。
これより先に隈本さんが、正規の授業とは別枠でビデオ制作の講習会を開催したことがある。受講生修了生あわせ30名ほどが参加したと記憶している。「やたらカメラを左右に動かしたりズームしたりするのは駄目、被写体が動いてくれるから動画になるのです」という説明に、なるほどと思ったものだ。隈本さんは、Windows Movie Makerで編集した作品を見せ、ね簡単でしょ、とアピールしていた。
これが一つの機縁になってではないかと思う、2007年度の後期に、岡橋さんが指導を担当する演習授業で数人の受講生が、ユキムシの生態を描いたムービーを制作した。
そして2008年度、藤田 良治さんが「キャンパスリソース発信」という実習のなかで映像作品の制作を指導し始めた。これにより、映像制作の授業がCoSTEPに定着した。