「人」が真剣な面差しで育ちあう場所
河井 孝仁
東海大学文学部広報メディア学科教授
2015.3.18
私がCoSTEPでお話をさせていただいたのは2010年6月16日です。今でも、そのときのありさまが目に浮かびます。それから既に4年が過ぎました。しかし、その際に知己になった方で、今でもFacebookなどでやりとりをしている方々がいます。
北海道大学高等教育推進機構科学技術コミュニケーション教育研究部門CoSTEPは、もちろん、教育研究組織であり、学びの場であると考えます。しかし、その教育研究・学びに意義を与えるものは「人」であることも当然です。CoSTEPの10年は人の出会いを紡いできた時間でもあると考えます。
「人」が真剣な面差しで育ちあう場所は決して多くはありません。CoSTEPが、そうした貴重な場所として、これからも「人」を基礎としつつ、世界にとって意味のある存在として発展されることを祈念しています。