マグマのふるさと「上部マントル」って?理学研究院 新井田清信教授インタビュー
コーステップの受講生が制作協力しているFM番組「FRONTIER SPIRIT RADIO with 北海道大学」10回目の放送は、理学研究院教授の新井田清信先生のインタビューです。新井田先生は、マグマが生産される地球の上部マントルについて研究さ れています。
今回担当の受講生は川井佳子さん(写真左)です。
マントルという言葉は、昔のヒーローものでよく使われていた表現「真っ赤なマントをひるがえし〜」のマントと同じ言葉だってこと知ってましたか?
英語のマント(mantle)の本来「包み覆うもの」という意味。マントルは地球の核の部分を包むように存在していることから「包み覆うもの」ということ でマントルなんだそうです。日本人の多くは「マント」と「マントル」は別の言葉と思っている
のではないでしょうか。
新井田先生は地球の内部の構造と、マグマが作られる仕組みについてやさしく説明してくださいました。インタビューの前半は、ここをクリックすると聞くことができます。
さて、そのマントルは「かんらん岩」でできているそうです。下の写真がその「かんらん岩」です。
どうです。きれいな色しているでしょ?地球の内部がこんなきれいな色をしているということに驚かされます。
8月の誕生石でもある宝石「ペリドット」はこのかんらん岩から採れるのだそうです。
ではなぜ地下数10キロより深いところにしかないはずのマントル=かんらん岩の姿をこうやって見ることができるのか?
それは日高・様似町の「アポイ岳」付近で地上に顔を出しているからなんです。その秘密について教えてもらえるイン タビューの後半は、こ こをクリックすると聞くことができます。