++A&T -SCARTS ART & TECHNOLOGY Project- (プラプラット)は、アーティストや研究者、SCARTS、そしてワークショップに参加する 中学生・高校生と共に、創作する「場」をつくるプロジェクトです。毎回「テクノロジー」に関わるテーマでワークショップを行い、その成果発表としての展覧会を開催しています。現在、そのワークショップに参加する高校生を募集しています。
第6弾では、アーティストの大和田俊さんを迎えます。「地球をかたづける」をテーマに、2億7千万年前の生物の化石を使った大和田さんの代表的な美術作品《unearth》をとりあげます。それは、普段感じている世界や環境に対するイメージをはるかにこえ、長い地球の歴史の中に自分が存在していることを改めて思い起こさせます。
今回大和田さんは、北海道大学の研究者に話を聞き、「リサイクル」という概念に着目しました。地球規模で見ると、「ごみ」や「リサイクル」という概念が全く違ったものに見えてきます。わたしたちが当たり前に認識するその先に、どのような世界を考えることができるでしょうか?
今回のワークショップでは、参加者全員で大和田さんの作品を解体・分解しながら、「かたづける」とはどういうことなのかを考えます。
募集概要
募集期間:2021年9月22日(水)〜10月26日(火)
対象年齢:15〜18歳(高校生以上)
参加条件:11月6日(土)、7日(日)の2日間参加できること
定員:10名(定員に達し次第、受付終了)
参加費:無料
申込フォームからお申し込みください。
問い合わせ先:札幌文化芸術交流センター SCARTS TEL 011-271-1955(9:00〜17:00)
ワークショップ概要
日時:2021年11月6日(土) 7日(日)10:00 ~ 17:00
会場:札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSモールC
プログラム
《unearth》を鑑賞しよう!
大和田さんの代表作《unearth》を鑑賞押し、現代アート作品への理解を深めます。
《unearth》を解体しよう!
石やマイクなど、たくさんの要素で成り立っている《unearth》を分解し、その成り立ちを知ります。
研究者に話を聞いてみよう!
再生可能エネルギ〜やリサイクルシステムを研究する石井一英さん(工学研究院)など、研究者のお話を聞き、地球の仕組みや物質循環について学びながら、「かたづける」とはどういうことなのかを考えます。
《unearth》をかたづけよう!
《unearth》を「かたづける」にはどんな方法があるのか、研究者に相談しながら、アーティストと一緒に考えます。